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コレって何かの病気なの?油もので下痢になる理由

しょっちゅうお腹を壊して下痢をする、よくよく考えると前の日に食べたものは焼肉・ラーメン・揚げ物など油っこいものばかりだった!こんな人が実は増えています。

消化の悪い食べ物だということはなんとなくわかっているけれど、そんなに食べすぎてもいないのにいつもいつもお腹を壊してるって実は何かの病気なんじゃ?と不安になりますよね。

油ものを摂取するとお腹を壊す理由、そして下痢に隠された病気、徹底解剖します!

こんなにあった!下痢の原因はさまざま

一口に下痢と言ってもいろいろな症状、原因があります。まずはどうして下痢になるのでしょうか。一般的には腸の働きが関係しています。そのメカニズムはこうです。

腸の働きが異常な状態になった時に下痢は起こります。

正常な腸では「ぜん動運動」という運動により、腸の内容物を肛門側に送ります。内容物が腸を通過する際に、内容物に含まれる水分が体内に吸収され適度な水分を含む便になります。

この時、なんらかの原因でこの「ぜん動運動」が異常に活発になった時や水分量の調節機能に障害が起きた時に便中の水分が増加して「下痢便」や「軟便」になります。

引用元:軟便・下痢のメカニズム|おなかの悩み相談室|大幸薬品株式会社

そしてお腹を壊した、下痢の原因となるものをよく確かめることが大切です。2,3日前から考えてみて思い当たるフシはありませんか?

下痢の原因 具体例
・食あたり 賞味期限切れ
調理からの時間経過
生ものや半生食
・水あたり 飲みなれない飲み水
旅行先での氷入り飲み物
水分の摂りすぎ
お酒の飲みすぎ
・消化不良 脂肪分・糖分過多
刺激の強い飲食物
香辛料
食べなれない飲食物
・ストレス/神経性 精神的なストレス
エアコンや雨など身体の冷え
・その他の原因 薬の服用
乳製品
感染症(ウイルスなど)
その他の病気
下痢の原因は、食あたり・水あたり・消化不良・ストレス神経性・薬や乳製品・感染症などの病気があるんだね。脂っこいものを食べて下痢になるってことはもしかしたら消化不良を起こしているってことなのかもしれないよ!

悪い油は消化不良を起こしやすい!油と下痢の関係

脂っこいものを食べた時にお腹を壊すというのは、油がもともと消化の悪い食べ物であるということが関係しています。消化が悪いため、油がしっかりと分解されないまま腸の中に残り、刺激物を感知した腸はそれを早めに押し出そうとして下痢を引き起こすのです。

さらに加齢や疲労、風邪などの感染症によって消化器官が機能低下を起こしていれば、なお一層消化不良による下痢を起こしやすくなります。

酸化や劣化した油が与える影響

脂っこいものは外食で摂りましたか?自炊したものでしたか?飲食店やファーストフードなどでは、調理油を使いまわしていることがほとんどです。

また買ってきたお弁当やお惣菜、家で揚げ物をするときも、つい時間の経ったものをまあいいかと口にしたりしていませんか?

実は、時間が経って酸化した油、劣化した油は大量に食べずとも体に悪影響を及ぼします。ある大学の研究室は新品の油と使い古しの油をラットに食べさせ比較する実験を行っています。

6週間育てたラットの変化を調べたところ、体重の増減については差が出なかったそうです。しかし、新鮮な油を食べさせたものに比べて、悪くなった油で育てたラットの体重に対する肝臓の重さが重くなっていた(脂肪肝の兆候を示した)という結果が得られています。

酵素などの検査から新鮮な油を食べさせたものに比べて、悪くなった油で育てたラットの活性酸素の処理能力が、明らかに低くなっていたという実験結果も出ています。

引用元:酸化した油の害は下痢から癌まで!その中でも要注意は【脂肪肝】 | 健康生活

外食やファーストフード、お弁当やお惣菜等を食べて下痢になる場合、使いまわしの油の使用、また調理してから時間が経ったことによる油の酸化が消化器官に負担をかけているというのも一つの要因として考えられるのです。

お肉や健康にいい油も要注意

から揚げ、とんかつ、ステーキ、焼肉…どれもみんなおいしいけれど、お肉類もまた消化の悪い食べ物の一つです。

お肉そのものに含まれる脂肪分に加え、これらの料理には調理段階でさらに油を使用することになりますよね?お肉の油と調理油。つい食べ過ぎてしまったら、誰でも消化不良で下痢になってしまうかもしれません。

植物由来の油には、身体によいとされている中鎖脂肪酸が多く含まれます。しかし体内で分解されるまでには早くても3時間かかります。他の食材と比べて消化にかかる時間が多いのは植物油も同じです。

亜麻仁油、えごま油、オリーブオイル、ココナッツオイルなどなど、美容と健康によいとされている植物由来の油だって、消化の良くない油であることに変わりはないということなのです。

美容のため健康のためとはいえ、毎日摂りすぎていれば消化器官は疲れてしまい消化不良による下痢を引き起こすことも。せっかくの美容と健康も台無しです。

大抵は1日にティースプーン1~2杯程度が適量と言われることが多いです。摂りすぎていないかどうか、また体調と相談して量を加減するなど、考えてみてはいかがでしょうか?

油はもともと消化が悪い食べ物なんだ。消化器官が弱っていたり、時間が経った食べ物や食べ過ぎで下痢になっちゃうんだね。やっぱり自炊とか、できたての料理を適度に食べるってことが大事だよね。

腸だけじゃない!胆のう・すい臓と下痢との深い関係

食べ物を消化すると聞くと、たいていは胃腸を想像しますよね。下痢をするときには腸が弱っていると考えがちですが、実は消化器官は胃と腸だけではないのです。

胆のうやすい臓からは「胆汁、すい液」といった消化液が分泌され、食べたものを消化し栄養を吸収するために働きかけています。この消化液がスムーズに分泌できないと消化不良となり下痢を引き起こすのです。

通常であれば適量の消化液が分泌され消化できるところが、消化の悪い油を摂ることで通常よりたくさんの消化液が必要となり、働き続けている胆のうやすい臓が疲れてしまうのです。

また、油の多い食べ物の摂りすぎは胆石やすい炎を引き起こします。実はこういった病気によって下痢になっているとも考えられるのです。

消化は胃と腸だけじゃなくて胆のうやすい臓も関係しているんだ。油を消化しようと働きすぎて疲れちゃうこともあるみたい。あなたと一緒で頑張り屋さんなんだね。たまには休ませてあげたいよ。

自己判断は危険!下痢が続くならすぐ病院へ

油ものでお腹を壊してしまう。それがわかったらどうすればいいでしょうか?原因となるものから対策を考えます。

  • 食べ過ぎに気を付ける
  • 油ものを制限、量を減らす
  • 酸化していない新しい良質の油を摂る
  • 疲労やストレスを軽減させる
  • 普段から消化器官への負担を避ける

など、できるだけ油の消化を促進するための工夫をすることで改善できます。それでもやっぱり下痢が起きたら、市販薬を服用したり水分を摂りながら数日間様子を見ましょう。

しかし、実は病気が隠れている場合もあります。前項でお話しした胆石やすい炎のほかにも、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病などの病気は初期症状が下痢となって表れます。

下痢は原因が多く、特定するのが難しいため自己判断は危険です。いつものことだから、とタカをくくらず、習慣化していたり長期化するようなら、やっぱり一度病院へ行くことをおすすめします。

油もので下痢をしちゃうなら、量を減らしたり疲労やストレスなどの負担を軽くしたりすれば良くなるかも!でも重大な病気が隠れていたら僕は心配だよ。だから続くようなら怖がらずに病院へ行ってみてね。