科別の看護師さんの仕事をご紹介

貴女の希望が生かせるのは?診療科別の仕事内容をご紹介!

科別の看護師さんの仕事をご紹介のイメージ

同じ看護師でも仕事内容や求められる能力、必要な資格などは診療科ごとに大きく違います。また、夜勤があるかどうか、お給料はいいのかどうかなど待遇面にも違いが出てきます。

現在看護師として働いている方の中には、夜勤が大変だから夜勤のない職場に変わりたい、もっと自分の能力を生かせる診療科があるかを知りたいなど、様々な希望を抱えている方も多いのではないでしょうか。

でも、実際の様子が分からないから転職するのがためらわれるといったこともありますよね。そこで、看護師の役割、必要な能力や資格など、各診療科による違いをまとめてご紹介します!

どんな病気の治療を担当する?診療科によってこんなに違います

診療科によって治療を担当する病気の種類は大きく違います。そこで、まずはどの診療科がどのような病気の治療を行っているのか、確認しましょう。

重症患者が多く運び込まれる現場!救急科

救急科といえば、命に関わるような重篤な患者さんが多く運び込まれる診療科であり、複数の診療科に渡る治療を行います。そのため、体の特定の部位ではなく、全身に対する治療を行うと考えても良いでしょう。

また、病名がはっきりしている時だけではなく、原因が特定されていない場合でも呼吸不全や意識障害など出ている症状に対する治療を行います。

この診療科のナースになる場合、救命救急センターなどの救急医療施設で働くことが基本です。

詳しくは、「瞬時の判断が求められる救急科!看護師が重要な役割を果たします」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

頭に関わる病気を扱う!脳神経外科

脳神経外科が担当するのは、脳に関わる病気です。

脳に損傷を負ったり脳が病気になったりすると、意識の低下や体が動かせないなどの様々な症状が起こり、時には命に関わるようなこともあります。

脳神経外科で扱う具体的な病気には、以下のようなものが有ります。

  • 脳血管障害
  • 脳腫瘍
  • 髄膜腫瘍
  • 頭部外傷
  • てんかん
  • 顔面けいれん
  • 頭痛

命にかかわるような重症から日常生活を送るのに困る症状まで、幅広く扱っている診療科ですね。近年では頭痛を専門に扱う頭痛外来を持つクリニックもあるなど、治療内容は多岐にわたっています。

詳しくは、「看護師に必要な観察力が養える!夜勤ナシでオススメの脳神経外科」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

眼に関する全ての病気を診る!専門性の高い眼科

眼科では、目に関係する病気全ての治療に関わります。眼の構造はとても複雑なので、診療科の中では特に専門性が高い科だと言えます。眼が見えないと日常生活に困りますので、生活の質を保つうえで欠かせない診療科でもあります。

眼の疾患にはとても多くの種類があり治療も細分化され、視力矯正を目的として行う屈折矯正手術であるレーシックや、視力回復のための治療などを行うこともあります。

詳しくは、「様々な目の病気を診る眼科は看護師の臨床経験がある人にお勧め!」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

耳や鼻、喉などの病気を中心に治療する耳鼻科

耳鼻科は、その名の通り耳と鼻に関する病気の治療に関わるのは当然なのですが、それだけではなく喉なども治療対象としています。耳鼻科は、正式には耳鼻咽喉科と呼ばれることもありますが、案外治療範囲が広い診療科です。

実際に耳鼻科を経営している医師の話によると、眼科の範疇となる眼を除いて鎖骨から上、また脳神経外科の範疇となる頭を除いて眉毛から下が耳鼻科の診療範囲なんだそうです。

詳しくは、「耳鼻科に関心のある看護師の方へ!気になる仕事内容とは?」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

脊髄や脳、神経などに関わる病気を診る!神経内科

神経内科と言われてもイメージがわきにくいかもしれませんが、この診療科では以下のような病気を扱います。

  • パーキンソン病
  • 脊髄性筋委縮症などの神経性の難病
  • 脳卒中
  • 頭痛
  • てんかん
  • 認知症

扱う病名を見るとおわかりいただけるかと思いますが、神経内科は脊髄や脳、筋肉なども含め、神経に関する病気を扱う科です。神経と言われると心の病気がイメージされることもあるかと思いますが、診療科で分類すると神経内科は体の病気を扱う科であると言えます。

診療科としては神経外科もあるのですが、神経外科の場合は外科的治療である手術を行います。神経内科では、患者さんとの対話やリハビリ、投薬などの方法で治療を進めていきます。

詳しくは、「神経内科について知りたい!転職を考える看護師さんへアドバイス」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

大きな病院にしか設置されていない診療科!血液内科

血液内科という診療科の名前にはあまり聞き覚えが無いと言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は血液内科は専門医が少ない、無菌室やICUなどの専用の設備が必要といった理由から、総合病院や大学病院などの大きな病院にしかないという特徴があります。

血液内科では、血液・骨髄・リンパ腺に関する病気に対する治療が行われ、とても専門性が高く大きな病院にしか設置されていないのが特徴です。

詳しくは、「大病院にしかない!?血液内科で働く看護師の仕事内容と役割とは」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

心臓や血管に関わる病気を内科的に診る!循環器内科

循環器内科は、心臓と血管に関わる病気の治療を行う診療科です。具体的には、以下のような病気の治療を行っています。

  • 狭心症
  • 心筋梗塞
  • 心筋症
  • 心筋炎
  • 先天性心疾患
  • 虚血性心疾患
  • 動脈硬化
  • 大動脈解離や大動脈瘤、下肢静脈瘤などの血管に関する病気全般

この病名を見ると、急を要するものも多いということがおわかりいただけると思います。

循環器に関しては、循環器外科も診療科として存在します。循環器外科では外科的な手術が行われますが、循環器内科では手術は行われず、薬物療法やカテーテル治療などが中心となります。

詳しくは、「年収もスキルもアップ!経験しておきたい循環器内科の看護師」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

近年ニーズが高まっている!呼吸器内科

呼吸器内科とは、肺や起動など呼吸器に関する病気を診る診療科です。具体的には、以下のような病気の治療を行います。

  • 肺がん
  • 慢性閉塞性肺疾患
  • 感染症
  • 気管支喘息
  • 睡眠時無呼吸症候群

呼吸器に関しても、呼吸器外科と呼吸器内科に分かれています。呼吸器外科では外科的な手術が行われますが、呼吸器内科では手術は行われません。

呼吸器内科は、アレルギーによる気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患などの増加に伴い、近年ニーズが高まっている診療科でもあります。

詳しくは、「高まる需要!患者さんとじっくり付き合える呼吸器内科看護師」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

一つの臓器で診療科が成り立つほど扱う病気が多い!腎臓内科

腎臓は、一度悪化すると回復が難しいと言われている、尿の排出に関わる臓器です。一つの臓器で診療科が成り立っていることからもわかるように、腎臓に関わる病気はとても多いのが現状です。

腎臓の機能に問題がある場合、人工透析を受ける患者さんも多いことがこの診療科の特徴です。中には透析を専門とするクリニックもあるほどです。

詳しくは、「透析や慢性期の患者さんが多い腎臓内科!看護師の役割や待遇」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

尿や性器に関わる診療科!男性患者が多い泌尿器科

泌尿器科は、尿や性器に関連する病気を外科的に診る診療科です。内科的な治療を行う場合は、腎臓内科が担当します。また、女性の場合は婦人科を受診することも多いため、男性患者さんが多く通ってくる診療科であるという特徴もあります。

泌尿器科で扱う病気は非常に多くあるため、ここで一例をご紹介しましょう。

  • 泌尿器科で扱う臓器にできる腫瘍(腎臓がん、膀胱がん、精巣腫瘍など)
  • 腎臓に関する病気(腎不全、慢性腎臓病など)
  • 尿路に関する病気(尿路結石や水腎症など)
  • 排尿機能に関する病気(過活動膀胱、尿失禁、尿路感染症、前立腺肥大など)

保険適応外の自由診療として、ED治療や包茎治療、パイプカットなどを行っている泌尿器科もあります。

詳しくは、「尿や性器の病気を診る泌尿器科!実は看護師の人間関係が良好?」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

がん患者さんと接することも多い!消化器内科

消化器内科は消化に関わる臓器の治療を担当しますが、がん患者のうち60%は消化器系なので、がん患者さんと接する機会が多いことも特徴として挙げられます。

がんも含め、消化器内科では以下のような病気の治療を行います。

  • がん(食道がん、胃がん、大腸がん、膵がんなど)
  • 肝炎
  • 食道炎
  • 胃炎
  • 大腸ポリープ
  • 胆管結石
  • 胆のう炎
  • 慢性膵炎・急性膵炎
  • 閉塞性黄疸

他にも扱う病気は多岐にわたります。

詳しくは、「消化器内科は臓器全てが対象!看護師として求められるスキルとは」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

消化器に関する病気を手術で治療する!消化器外科

消化器外科は、消化器に関する病気を手術によって治療する診療科です。消化器内科とは違い、手術を行うという特性上、特に以下のような病気を治療する機会が多くなっています。

  • がん
  • 急性膵炎
  • 食道や胃の静脈瘤
  • 胆石
  • 腸閉塞
  • 潰瘍性大腸炎

中でも、がんの治療を行う機会は特に多いと言えます。そのため、外科的な治療のみならず、がんの痛みを緩和するケアや、患者さんの精神的なケアも欠かせません。

詳しくは、「プロフェッショナルな看護師を目指すなら消化器外科が最適!」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

心臓の手術が多く行われている!心臓血管外科

心臓血管外科は、その名の通り心臓と血管に関する病気を中心に治療しています。心臓の手術が主であることは確かなのですが、体全体の血管の病気にも対応します。

心臓血管外科は、救急搬送されてくる患者さんが多い診療科です。心臓は繊細な器官ですので、手術には高い技術が要求されます。手術の一例としては、ペースメーカーの埋め込みや人工弁置換術、バイパス術などがあります。

詳しくは、「勉強熱心なナースにお薦め!?心臓血管外科の看護師のお仕事」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

皮膚に関する病気全般を扱う!美容にも関係する皮膚科

皮膚科は、皮膚に関する病気を診る診療科です。具体的には、以下のような病気の診察を行っています。

  • 皮膚がん
  • 帯状疱疹
  • アトピー性皮膚炎
  • 蕁麻疹
  • 肌荒れ
  • やけど
  • 水虫

また、これらの症状とは別に、美容という観点から皮膚科に通う人もいます。そのような場合は美容皮膚科という位置づけになるのですが、クリニックによっては以下のような治療も受けることが可能です。

  • あざ・ほくろ・シミ・シワなどの除去
  • リフトアップ
  • 脱毛症の治療

病気の治療から美容に関することまで、幅広く扱っているのが皮膚科なんですね。

詳しくは、「外来中心で家庭との両立もしやすい!皮膚科看護師のお仕事とは」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

怪我や病気で起きた異常を元の状態に近づける!形成外科

形成外科とは、病気や怪我が原因で体の表面に起こった異常を、元の状態に近づけることを目的とした診療科です。そのため、体の特定の部位に関する治療を行うのではなく、目に見える部分であれば全身が治療対象となります。

形成外科では、以下のような治療を行っています。

  • 先天性の異常(口唇口蓋裂など)の治療
  • やけどや怪我などによってできた傷痕の治療
  • 乳がん手術後の乳房の再建

形成外科の中には美容に関わる美容形成外科もあり、こちらでは豊胸手術や脂肪の吸引、ほくろや入れ墨の除去などが行われています。

似たような診療科として整形外科がありますが、整形外科が扱うのは関節や骨など、体の内部に関する病気です。そのため、表面に見える部分を治療する形成外科とは別のものと言えます。

詳しくは、「患者さんの心のケアも大切!形成外科看護師の役割や待遇」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

治療よりも検査が中心!放射線科

放射線科は、直接患者さんの治療を行うのではなく、各診療科から依頼された検査を行う診療科です。例として、以下のような検査があります。看護師は、それらの補助をしたり、検査目的などの説明をしたりします。

  • DR検査
  • CT検査
  • レントゲン撮影
  • 血管撮影検査
  • 内視鏡検査

ただし、血管撮影検査や内視鏡検査の場合、診断のみではなくその場で直接治療を行うこともあります。

検査は通常予約を入れて日中に行われますので、予定が立てやすいという点で他の診療科と違います。とはいえ、検査内容も多いため、楽な診療科であるというわけでもありません。

詳しくは、「基本的に夜勤なし!?放射線科看護師の仕事内容とその魅力とは」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

命の誕生の現場に立ち会う役割もする!産婦人科

病院に行くのは、病気だけが原因とは限りません。時に、命の誕生の現場にも立ち会うのが、産婦人科の看護師です。もちろん、産婦人科では婦人科系の病気も診ますが、出産までのサポートを行うのも産婦人科の看護師の仕事です。

産婦人科には医師や助産師もいますが、助産師は出産に関わることができる資格で、看護師は出産自体に関わることはできず、そのサポートをする役目を持っています。

産婦人科は、正確には妊娠や出産に関わる産科と、女性特有の症状に関わる婦人科とが合わさった診療科です。だからといって産科では病気に関わる治療は行わないのかというと、そうではありません。出産までの過程で、治療が必要な症状が出ることもあるからです。

出産に直接関われるのは助産師なので、産婦人科で出産に関わりたいという希望を持っている看護師さんは、国家資格である助産師の資格を取ることをお勧めします。

詳しくは、「産婦人科で働きたい!看護師の仕事内容と助産師との違いとは」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

子どもに関する全ての病気を幅広く扱う!小児科

小児科では、子どもの病気に関するものなら全て治療を行います。そのため、扱う病気の種類は膨大な数となります。

例えば、日本小児外科学会のホームページでは、病名を元に解説を見ることができるのですが、外科の分野だけでも多数の病名が挙げられているのがわかります。

小児外科で治療する病気

小児外科で治療する病気はたくさんあります.出来るだけ多くの病気を解説したいと考えています.
このページで使用する病名は日本小児外科学会で正式に定めたもの,あるいは関連学会を含めてより正しいとされている病名を用い,今まで使われてきた,あるいは一般の方にわかりやすい病名は( )で付記しています.
引用元:特定非営利活動法人 日本小児外科学会

これに内科の分野も加えると、かなりの病気を扱うことになるのがわかりますね。

病気には外科の分野と内科の分野のものがあっても、実際の小児科は内科・外科などと分かれていませんから、風邪のような軽い症状や外傷、重病まですべて小児科で診ることになります。

通ってくるのが大人ではなく、子どもだという点でも他とは違った特殊な診療科だと言えます。そのため、小児科では予防接種が頻繁に行われるなどの違いが出てきます。

詳しくは、「子ども好きの就職希望者殺到!?看護師が小児科で働くには?」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

ストレスから出る症状を扱う!心療内科

病院で診るのは、体に関わる病気だけではありません。心療内科のように、心に関わる病気を扱う診療科もあります。

心に関わる病気と言われるとなんだか難しそうに思われるかもしれませんが、正確に言えば心理的なストレスが原因となって起こる様々な症状を緩和するための治療を行う診療科です。

体の病気とは違って、目に見える形での判断ではないため、治療では検査やカウンセリングなどが多く行われています。治療に取り入れられる方法は病院やクリニックによってかなり違いがあるため、勤務先の方針によって仕事内容に違いがあるのが心療内科です。

詳しくは、「心療内科に注目!看護師が働きやすいメンタルヘルスの現場」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

心に関係する病気を扱う!精神科

精神科では、心に関係する病気が扱われています。例えば、以下のような病気の治療に携わっています。

  • 統合失調症
  • 躁鬱病または鬱病
  • 各種依存症(アルコール依存症など)
  • 人格障害
  • 発達障害
  • 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
  • 認知症

精神科で扱う病気の特徴は、異常がある部分が目に見えたり検査で分かったりするわけではないということです。そのため、他の診療科とは違った方法で治療を行うこともあります。

詳しくは、「教えて!精神科の看護師の待遇やお仕事って?求められる人材は?」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

煙草を辞められない人の手助けをすることも!禁煙外来

近年注目されるようになった診療科として、禁煙外来があります。タバコが体に悪いことはわかっていてもどうしてもやめられない、そんな人にアドバイスをし、禁煙の手助けするための診療科が禁煙外来です。

タバコに含まれるニコチンには中毒性がありますから、自分ではやめられない場合も多いものです。そこで、病院を受診することによって禁煙の成功率を高めることを目的としています。

場合によっては禁煙補助薬も用いながら、治療を進めていきます。

詳しくは、「禁煙外来は精神的なケアが重要に!?看護師に求められる役割とは」の記事で紹介していますので、参考にしてください。

診療科によって、治療の対象とする体の部位は大きく違うんですね。心療内科や精神科、禁煙外来のように、体の病気だけではなく心や生活習慣に関わる病気を診る診療科もあるんですよ。

救急科や形成外科のように全身を対象とするところから、腎臓内科のように一つの臓器だけで診療科が成り立っているところまであります。

どのような部位の治療に携わりたいのか、どんな病気を診たいのか、考えてから選ぶ必要があるということですね。

気になる夜勤の現状!無い診療科はどこ?

看護師として働いている方の興味があることとして、夜勤の有無が挙げられるのではないでしょうか。結婚した、お子さんがいらっしゃるなどの理由で、今までは夜勤をしていたけれどそれが難しくなって夜勤が無い科を探しているなど、事情があることもありますよね。

そこで、夜勤がある科とない科をご紹介します。

夜勤が避けられないのは救急科など!

夜勤が避けられないのは、以下の診療科です。

  • 救急科
  • 神経内科
  • 血液内科
  • 消化器外科
  • 心臓血管外科
  • 産婦人科

救急科は特に、命に関わるような急を要する患者さんに医療を提供しているので、時間との戦いといった部分もあります。そのため、夜勤は避けられないのが基本です。

ただし、ごく一部でパート勤務の看護師を受け入れている勤務先もありますので、救急科で働きたいけど夜勤は難しいという人は、そういう勤務先を探す必要があります。

神経内科は勤務内容がハードなため、パート勤務の求人はあまりありません。病棟勤務となることが多いため、夜勤があると思っておいた方がいいでしょう。血液内科も基本的には病棟勤務となるので、夜勤があるのが一般的です。

消化器外科や心臓血管外科では手術が主な治療法なので、入院が避けられないことから夜勤があると思っておきましょう。

産婦人科では出産後妊婦さんが入院しているため、夜勤は欠かせません。産婦人科ではなく、婦人科のみのクリニックなどであれば夜勤が無いこともありますが、産婦人科であれば産科が関わってくるので、夜勤があることになります。

勤務先によって変わる!夜勤がある場合も無い場合もある診療科

診療科によっては、勤務先が夜勤の有無に大きく関わることがあります。

つまり、大きな病院や入院施設があるクリニックなどで働く場合夜勤があっても、入院施設のないクリニックなどで働けば夜勤が無いというような診療科のことです。

以下のような診療科が、このタイプとなります。

  • 脳神経外科
  • 眼科
  • 耳鼻科
  • 循環器内科
  • 呼吸器内科
  • 腎臓内科
  • 泌尿器科
  • 消化器内科
  • 精神科

特別な場合を除き夜勤が無いのはこの科!

診療科によっては、特別な事情がない限り夜勤が無い場合もあります。

  • 皮膚科
  • 放射線科
  • 心療内科
  • 禁煙外来

皮膚科や放射線科、心療内科では、一部の大きな病院を除いて入院施設を持つところがほとんどないため、そのような勤務先を選ばない限り夜勤は無いと思っても大丈夫です。

一部の禁煙外来では、患者さんが仕事をしていても受診しやすいようにと土日の診療や夜間診療を行っているところもありますが、もともとの診療科の性質上夜勤が無いことが多いと言えます。

救急科や心臓血管外科などのように、どうしてもその診療科の性質上夜勤が避けられないところもあります。その一方で基本的には夜勤が無い診療科も一部あります。

最も多いのが、勤務先によって夜勤の有無が変わる場合です。同じ診療科でも、入院設備があるところで働けば夜勤の必要が出てきますし、入院施設が無ければ夜勤はありません。そのため、何らかの事情で夜勤を避けたい人は、勤務形態を確認してから応募しましょう。

もらえる給料にも違いがある!高い診療科は?

仕事をする以上、お給料事情はやはり気になるところですよね。では、給料が高い診療科はどこなのか、見ていきましょう。

給料が高いのは救急科など!

一般的に給料が高めだと言われている診療科は、以下の通りです。

  • 救急科
  • 神経内科
  • 消化器外科
  • 心臓血管外科
  • 循環器内科

救急科は重症患者さんが多く運ばれてくるため、夜勤や残業が多くなりがちです。その手当がつく分給料は高めで、看護師全体の平均よりも100万円くらい年収が高くなるというデータがあります。

神経内科・消化器外科・心臓血管外科も、夜勤や残業の手当で総支給額が高めになる傾向があります。循環器内科の給料の高さの理由も、残業の多さにあります。

つまり、給料の高い診療科というのは、夜勤や残業などが多く、その手当がつくことで給料が高めになっているということなんですね。そのため、給料面の条件だけを見て勤務先を決めることには問題があると言えそうです。

夜勤が無い診療科や勤務先は給料が低めの傾向に

先ほどご紹介した診療科以外は、給料が低めになる傾向があります。それは、夜勤や残業の手当がつかないからです。そのため、先ほどご紹介した診療科以外でも、夜勤がある勤務先を選べば給料は高めになるということですね。

資格を取ることで給料アップが狙えることも!

勤務先の病院によっては、資格を持っていることで手当てがつくことがあります。そのような勤務先であれば、資格を取ることで給料アップを狙うことも可能です。

夜勤があったり残業が多かったりする診療科では、手当てがつく分給料が高めになるということですね。ということは、忙しいところほど給料がいいと考えることもできます。

そのため、単純に給料の高さだけで勤務先を決めてしまうと、後悔することもあるかもしれません。

資格を取ることで、手当てがつく勤務先もありますので、それを有効に生かして給料アップを狙う方法もあります。

求められる能力、夜勤の有無など貴女の希望を叶えよう!

診療科によって診察する体の部位も治療内容も大きく違います。中には心の病気を治療する診療科もありますので、まずはどのような病気と関わっていきたいのかを考えて転職先を探したいものですね。

また、求められる能力にも診療科による違いがあります。忙しくテキパキ動くことが求められる診療科もあれば、じっくり一人ひとりの患者さんと向き合うことが求められる診療科もあります。必要な看護スキルも違いますので、それも考慮に入れなければいけません。

さらに、夜勤があるかどうかは転職を考える上で大きなポイントですよね。夜勤が避けられない診療科もあれば、勤務先によって違うところ、基本的に夜勤がないところもあります。

自分が何を優先したいのか、何を診療科を選ぶポイントにするのかをよく考えて、貴女の希望を叶えられる勤務先を見つけましょう!

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