看護師さんの病院以外の就職先

病院以外にも看護師が働ける職場がいろいろ!就職先紹介

看護師さんの病院以外の就職先のイメージ

看護師の知識や経験は病院だけじゃなく、医療に関係するその他の職場でも役に立ち、引く手あまたなため転職には困りません。人間関係の悪化や夜勤などで辛くなったら、思い切って他の職場へ転職を考えてみましょう。

厚生労働省が公表している「看護職員就業状況等実態調査結果」によると、これまでに転職したことがあると回答した看護師は全体の約60%で、半分以上は転職経験者だということがわかっています。

職場環境や労働条件など、思い描いていた仕事とはかけ離れた現実を知り、毎日のように看護師を辞めようと考えている人も多いんじゃないでしょうか?でも安心してください。これまでの経験が活かせる素晴らしい職場があなたを待っていますよ。

現在の日本は皆さんも知ってのとおり高齢者の割合がどんどん大きくなり、老人ホームなどの施設を利用する人が増えてきました。

また、病気やケガの治療が長引く高齢者などへの新たな対策として、訪問看護というサービスも普及しています。そのほか、医療技術の進歩から新薬の開発が盛んになり、美容整形も気軽に行う人が増えているのは実感できますよね。

このような現代社会で看護師の需要が高まっています。この傾向は今後ますます加速するため、看護師は病院以外にもいろいろな職場で求人が行われるようになります。

今回は看護師の転職先として人気の高い職場について紹介しましょう。病院以外にもさまざまな職場で看護師が必要とされていますので、ぜひ自分に合いそうなお仕事を見付けてみてください。

治験コーディネーター(CRC)になって新薬の開発に貢献しよう

看護師の経験を活かして、さらにキャリアップを狙う人におすすめの転職先が治験コーディネーターです。治験コーディネーターは製薬会社で開発されたばかりの新薬が市場に出回る前のテストをサポートするお仕事です。

仕事内容としては、大きく次の3つのお仕事を行います。

1、製薬会社の勉強会に参加して、新薬について医療機関で説明をする。
2、被験者を募集し、医師と連携して治験を開始する。
3、治験に関する報告書を作成する。

治験コーディネーターになるために看護師資格が必要というわけではありませんが、看護師として医療について学んだ知識や病棟での勤務経験がとても役に立ちます。

新薬が世に出回るためには、治験コーディネーターの存在が不可欠なんです。

治療のために新薬を待ち望んでいる患者さんは日本中にたくさんいますので、その方々のためにもとてもやりがいのある仕事と言えますよね。

始めは先輩と共同で治験を行いますが、一人前になれば1年以上かかるような大きなプロジェクトも自分が主導となって進めていくようになり、給料の大幅アップも期待ができます。

病棟勤務の看護師と違って当然夜勤もありませんし、製薬会社に出向く場合など外回りで気分転換もでき、フットワークの軽い人にはおすすめのお仕事です。

今後は海外の製薬会社と共同で治験を行うケースも多くなり、治験コーディネーターの需要は高まるばかりです。スケジュールの調整やデータ作成が苦にならず、看護師以上の給料を狙いたいというキャリア思考が高い方は、ぜひ治験コーディネーターに挑戦してみてください。

治験コーディネーターの仕事内容や平均年収、転職アドバイスなど詳しくは「治験コーディネーター(CRC)で看護師以上の年収を狙おう」の記事で解説していますので、参考にしてください。

治験コーディネーターは新薬の開発に携わるお仕事なので、医療の知識の中でも特に薬学について勉強が必要です。ただ、わからないことは製薬会社の担当者にいつでも質問できますので、苦手だと思っても少しでも興味があれば是非チャレンジしてください。重要なのは、新薬を待ち望んでいる患者さん達に1日でも早く届けようとする優しさです。

美容整形外科はインセンティブ制度で年収アップが目指せる

そのほか、夜勤がない職場で看護師に人気の高い転職先の1つとして美容整形外科があります。美容外科、美容クリニックなどいろいろな呼び方がありますが、二重まぶた手術や豊胸手術などを行い、病院とは違った環境の中で看護師が活躍できます。

医療技術の進歩から、最近では整形も昔より一般的になり、今では日本も世界でトップレベルの手術件数を誇る整形大国です。総合病院や大学病院の形成外科に美容整形外科を併設する病院も増え、今後も整形はより一般的になっていくでしょう。

女性が美しさを求める欲求に終わりはなく、この業界へ転職する看護師も年々増えています。

なんと社割で施術を受けられたり、ドクターズコスメを通常より安く購入できたりとメリットも多いのが人気の秘密なんです。

さらに頑張ったら頑張った分だけ給料が上がるインセンティブ制度を採用している美容クリニックもあり、病棟での労働条件や給料に不満がある看護師からも興味を持つ人が多いようです。

インセンティブ制度とは美容整形に興味のあるお客さんを美容クリニックに勧誘したり、ドクターズコスメなどの販売数が上がれば、それに応じてスタッフに報奨金が支払われる制度です。

一般の病院勤務とは違い、営業スキルも給料に反映されるため、特にお友達が多い人は年収アップを目指して美容整形外科への転職にチェレンジしてみるのも良いでしょう。

美容整形外科で働くメリットやデメリット、平均年収など詳しくは「夜勤なし!美容整形外科で働く看護師のメリット・デメリット」の記事で解説していますので、参考にしてください。

病棟でオペ経験がある人は転職にも有利です。オペ経験がなくても研修制度はしっかりしているので、安心してください。女子力の高い人ならメリットも多い職場なので絶対オススメです。特に営業スキルも磨ける職場なので、社会人としても成長ができる人気のお仕事です。

訪問看護師で日本の高齢化や在宅医療を支えよう

看護師で夜勤がなく、年収もそこそこもらえる働き方として、訪問看護師もあるので次に紹介しましょう。訪問看護師という名前からもわかるように患者さん宅を訪問し、バイタルチェックや健康相談を行う業務です。

訪問看護師のお仕事は、基本的に日中に訪問するので夜勤はありません。

高齢者の中には病院より住み慣れた自宅で療養したいという希望も多く、最近は在宅看護の需要が年々高まっています。

訪問看護ステーションと呼ばれる事業所から、1日4~5件の患者さん宅を周り、日々小さな変化はないかデータをとっていきます。訪問看護の需要が今ほど大きくなった背景には次のような要因が挙げられます。

  • 高齢化が進み、介護を必要とする人が増えた
  • 医療技術の進歩から医療費が高騰し、病院での入院を続けるのが難しくなった
  • 在宅看護が一般化し、それをサポートする訪問看護のサービスが広まった

この傾向はどんどん加速していきますので、訪問看護師の需要は今後も高まる一方です。

平均年収から見ても夜勤なしの看護師の平均年収は約390万円に対し、訪問看護師は約450万円と比較的高い部類に入ります。

仕事内容も病棟で働く場合と同じような感じですが、1人で患者さん宅を訪問するため、周りに医師や同僚など気軽に質問できる環境がないのが大きな違いとして挙げられます。そのため病院である程度の経験を積んでから転職するのが良いでしょう。

夜勤や休日出勤がないのに給料も比較的高く、高齢化から需要がどんどん高まる訪問看護師に人気が集まっています。

訪問看護師で働く場合の1日のスケジュールやメリット・デメリット、転職アドバイスなど詳しくは「訪問看護師に転職して需要が広がる在宅医療を支えよう」の記事で解説していますので、参考にしてください。

訪問看護のお仕事は、時給や月給などの固定休の場合もあれば、1件いくらという歩合制の場合もあります。自分の生活に合わせてお仕事を調整できるのは嬉しいですね。経験を積んで頑張っている人は年収500万円を超えるケースも多いようです。自分の時間も大切にしながら仕事も頑張れる訪問看護は人気の転職先ですよ。

老人ホームは1人1人と真意に向き合って看護ができる

高齢化が進むと訪問看護だけじゃなく、老人ホームの需要も高まります。2030年には日本で3人に1人が高齢者になると言われていて、現在も老人ホームや介護施設が各地で建てられています。

高齢化が進み、老人ホームの数が増えれば当然そこで働く看護師のニーズも高まります。

利用者30人につき看護師1人など、雇わなければいけない看護師の人数も決まっていますので、今後求人が増えるのは間違いありません。

老人ホームの中には介護老人保険施設と呼ばれる医師が常駐した夜勤がある施設もありますが、基本的に日勤のみで利用者の移り変わりも少なく比較的穏やかに働くことができます。

病棟とは違い、入居開始から看取りまで長期で対応することになり、相手のことをよく理解して1人1人に合った看護を提供することができるのが、老人ホームでの働きがいだと言えます。

最新の医療技術は特に必要ないのでブランクがあっても大丈夫だし、残業も少なく定時で帰れる老人ホームは、病棟勤務に疲れた看護師の転職先にピッタリの職場ですよね。

老人ホームで働くメリット・デメリット、平均年収など詳しくは「看護師が活躍できる老人ホームでの仕事内容と気になる年収」の記事で解説していますので、参考にしてください。

老人ホームは、「特別養護老人ホーム」「有料老人ホーム」「介護老人保険施設」の3つに分けられます。運営母体や施設の目的によって違うんですが、どの施設も年々増加しています。医師が常駐していない施設もありますが、施設ごとに提携している医師や病院がありますので、何かトラブルがあった場合も落ち着いて対応し、医師の指示を仰いでください。

その他にも看護師を求めている職場はいっぱい!

ここで紹介した転職先は、看護師の転職先として人気のある職場ですが、このほかにも看護師はいろいろな職場で働くことができます。

看護師=病院というイメージから看護学校を卒業してそのまま病院勤務で働き続けてきた人も多いかと思いますが、病院は病院でも健診センターや美容整形外科もありますし、病院から離れて老人ホームや保育園で働くという選択肢もあります。

今は看護師の転職サイトで他の職場の口コミ情報も簡単に確認できますので、転職前にチェックして自分にあった転職先を探してみましょう。

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