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【自己解決必須】いびきの原因は様々!自分にあった方法でいびき対策しよう

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寝ているときは誰でも無防備なので、できれば他人に見られたくないですよね?

寝顔がブサイクや寝相が悪いなど、様々な問題を抱えている人もいるかと思いますが、なかでも気になるのがいびきじゃないでしょうか?

エスエス製薬が行ったいびきに関する調査報告「いびき白書」によると、いびきをかく人の割合は年々増えてきて、いびきの原因は多種多様化しているんです。

いびきのメカニズムを知って原因を探り、自分にあった対策からいびきを解消しましょう。

なぜいびきをかくんだろう?いびきのメカニズム

そもそもいびきとは、睡眠中の呼吸に伴う雑音のことを言います。ある統計によるといびきをかく人の割合は男性24%、女性10%という結果があります。

男性のほうが女性よりいびきをかく人の割合が高いですが、女性でも10人に1人の割合でいびきをかく人がいるのがわかりますね。

いびきの原因は、脂肪や筋肉によって空気の通り道である気道が狭くなることにあります。

狭い通り道に空気が流れることによって空気抵抗が大きくなり、呼吸をした際に粘膜が振動して大きな音(いびき)が生じます。

気道が狭くなる要因は人それぞれなので、いびきをかく原因もさまざまです。

いびきをかく人の割合は、年齡を増すごとに増えていきます。紹介したデータでは女性は10%でしたが、高齢になると約半数近くの女性がいびきをかくようになります。

こんなにもある!いびきをかく原因を探ろう

いびきをかく人は男性のほうが多いですが、悩んでいる人の割合だと圧倒的に女性のほうが多く悩んでいます。

具体的な悩みとしては「いびきを聞かれると恥ずかしい」「同居人に迷惑をかける」という意見が目立つようです。いびきなんて絶対他人に聞かれたくないですよね。

いびきは原因により対策も違うので、自分のいびきの原因が何なのかをしっかり把握することが重要です。それでは、いびきをかく原因と対策をご説明しましょう。

いびきの原因その1、首周りに脂肪が付いている人

いびきの原因として最も多いのが肥満によるものです。

太っていることで首周りや舌に脂肪がつき、気道が狭くなっています。寝るときには舌が重みで喉の奥に落ち込んでしまうなど、気道をさらに狭めますので、いびきをかきやすくなります。

太っていなくても運動不足などで、首周りに脂肪が付いている人は要注意です。

二重あごの人は首周りに脂肪が付いているのがわかりやすい例だと思います。

体重に関係なく、二重あごになる原因は、舌を支える筋肉(オトガイ筋)や首を覆う筋肉(コウケイ筋や舌骨筋肉)など、首周りの筋力低下が挙げられます。

舌を支える筋肉が衰えると寝ているときに舌が喉の奥に落ち込み、気道を狭めるためいびきの原因となります。

いびきを解消するためにはまずダイエットをして脂肪を落とし、首周りの筋肉を鍛えるような運動やマッサージを行うことが重要です。

しかし脂肪を落とすのも、筋肉を鍛えるのもすぐに成果が出るわけではありませんので、その間にいびきを防止する対策も必要です。

最も簡単な方法だと横向きに寝ることです。

仰向けに寝ると睡眠時に舌の筋肉が緩み、喉の奥に落ち込んでしまうためいびきの原因となりますが、横向きに寝れば喉の奥に落ち込むことはありません。気道を確保できればいびきは解消されます。

また、マウスピースや鼻マスク(CPAP)などを使用して気道を確保する方法もあります。

マウスピースはドラッグストアで購入が可能な安価なものから、歯科医師で患者さんに合わせて作成してもらう1つ10万円以上する高価なものまでさまざまです。

鼻マスク(CPAP)を使用するには医者の診断が必要で、病院から月額5000円程度(3割負担の場合)でレンタルできます。

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※鼻マスク(CPAP)

CPAPは、Continuous Positive Airway Pressureの略で「シーパップ」と呼びます。睡眠時にマスクを装着し、自動で空気を送り込むことによって気道を押し広げ、喉の塞がりを防いでいびきを予防します。

マウスピースも鼻マスク(CPAP)もいびきの原因を取り除くわけではないため、根本的な対策を行うためにも使用中に肥満の解消や首周りの筋肉を鍛える必要があります。

いびきの原因その2、鼻がつまっている人

鼻がつまっている人は鼻呼吸に支障をきたし、寝ている間に口呼吸を行います。

口呼吸を行うと鼻呼吸のときよりも気道が狭くなるため、空気抵抗が大きくなりいびきの原因となります。

鼻のつまりが一時的でいびきもそれほどひどくない場合は、ドラッグストアなどで購入可能な鼻の通りを良くする鼻腔拡張テープを鼻に貼って寝るだけで改善されます。

病院に行く必要もなく、ドラッグストアにて20枚500円程度で購入できるいびき対策としてとても効果的です。

鼻腔拡張テープに似たテープで、いびき防止テープもあります。こちらは鼻に貼って鼻の通りを良くするだけでなく、口に貼って睡眠時の口呼吸を防ぐこともできます。

また、鼻の通りを良くするお薬もあります。エスエス製薬のいびき防止薬「アンスノール」は、鼻孔に少量滴下するだけで鼻粘膜を潤し、鼻の通りが良くなるため口呼吸を防ぎ、いびきの原因を解消します。

それでも改善されない場合は、耳鼻咽喉科での診察をおすすめします。耳鼻咽喉科では、短時間で痛みもほとんどない日帰り手術を受けることができます。

鼻づまりの手術として一般的なのが高周波ラジオ波による治療です。

経過を見るため通院が必要な場合もありますが、手術費用も約5000円程度(3割負担の場合)で済みます。

いびきの原因その3、扁桃腺が大きい人

肥満でもないし鼻もつまっていない人は、扁桃腺の肥大が関係している可能性が考えられます。

扁桃腺とはのどの奥両側にあるリンパ組織で、通常幼少期に大きくなりますが、中学生頃から徐々に小さくなっていきます。

扁桃腺が大きくなる程度は個人差があり、まれに大人になっても大きいままだったり、細菌やウイルスの侵入により大人になってからも再び大きくなる人もいます。

そのような場合、睡眠時に扁桃腺が気道を塞いでしまうため、いびきをかく原因となります。

扁桃腺は口を大きく開いて鏡を見たときに、喉の両側から突き出している部分ですが、ひどい人は扁桃腺が真ん中でくっついてしまうほど大きくなります。

扁桃腺肥大

扁桃腺が大きくなるのを予防するには、手洗いやうがいをして免疫力を高めるためにビタミンCを積極的に摂り、喉の乾燥を防ぐためマスクを着用します。

大人になってからは自然に小さくなることはないため、いびきを解消するためには手術で扁桃腺を切除する必要があります。

一般的に入院日数は1週間から10日前後で、入院日数にもよりますが費用は約15万円程度(3割負担の場合)です。

いびきの原因その4、顎の小さい人

割合的に見るとまだ少ないですが、いびきをかく原因として顎の小さい人もここ最近増えてきました。

現代の食生活は食べやすさを追求し、固い食べ物を避けるため噛む力が弱くなっています。そのため顎が未発達で小さい人が増えています。

この噛む力が弱いことと、顎が小さいことがいびきの原因となるのです。

噛む力が弱いということは、顎周りの筋肉が弱いため睡眠時に舌を支えることができず、喉の奥へ落ち込んで気道を狭くしてしまいます。

また顎が小さい人は顎が通常より奥に後退していることが多く、そのため日頃から気道が狭くなり、いびきをかきやすくなります。

子供の頃から柔らかいものばかりを食べ、普段固いものを食べていない人は自分がいびきをかいていないか一度確かめてください。また真横から見て顎が後ろに後退している人は注意が必要です。

いびきが軽度な場合はマウスピースを使用する治療法があります。

いびきに効果的なマウスピースには舌を前に引き出すタイプ(TRD)と、顎を前に引き出すタイプ(PMA)の2種類がありますが、現在は顎を引き出すタイプ(PMA)が主流となっています。

マウスピースはいびきを防止するだけで、解決には至らないため、根本的な原因を治療するために後退した顎を前に出す手術もあります。

顎の骨を前に伸ばしていく骨延長術と呼ばれる手術ですが、全身麻酔で入院も必要です。手術内容にもよりますが、手術費用は約40万円程度(3割負担の場合)と高めです。

食事や仕事などの日常生活は普段通り可能ですが、歯列矯正も必要なため治療も長期間かかります。気になる方は矯正歯科および口腔外科での診断をおすすめします。

いびきの原因その5、女性ホルモンの減少

冒頭で説明したいびきをかく人の割合ですが男性24%、女性10%だったのに対して、60代に限定した統計では男性60%、女性45%と、女性の割合が大きく増えてきます。

これには女性ホルモンが大きく関わっています。

女性ホルモンには舌を支える筋肉(オトガイ筋)を緊張させる作用があり気道を広く保つことができるため、男性に比べ女性のほうがいびきをかきにくいと言われています。

しかし女性ホルモンは更年期から分泌量が急激に減少し、気道を広く保つことができなくなるため、いびきをかく女性が増えるというわけです。

原因が舌が喉の奥に落ち込んでいることなので、オトガイ筋を鍛えて、気道を確保することがいびき対策となります。オトガイ筋を鍛えるには「いびき体操」が効果的です。

いびき体操

その他のいびきの原因~アルコールと睡眠薬~

これまでご紹介したいびきの原因とは少し異なりますが、一過性のいびきの原因としてアルコールの摂取と睡眠薬の使用が挙げられます。

アルコールを飲むと筋弛緩作用が働き、全身の筋肉が緩みます。

これは酔っ払ったときは体がリラックス状態になることからもわかると思いますが、筋肉の緩みから睡眠時には舌が喉の奥に落ち込み、気道が狭くなるためにいびきをかきやすくなります。

また、体内にアルコールが入ると血行が促進されるため鼻の奥の血管が膨張し、粘膜が腫れて鼻づまりを起こしやすくします。その結果、さらに気道が狭くなりいびきをかく原因となります。

普段いびきをかかない人や、かいても気にならない程度の人でも、アルコールを飲んだ日の夜はいびきがうるさくなるのは、このような要因からなるものです。

体質や、飲んだ時間、アルコール量なども関係していびきの程度も変化しますが、アルコールが原因のいびきは一過性のものなので、特に心配する必要はありません。

また睡眠薬については、現在広く使われているのがベンゾジアゼピン系の睡眠薬ですが、主な作用としてリラックス効果を促し、筋肉の緊張をほぐす作用が強いと言われています。

そのため睡眠時に筋肉が緩んで舌が落ち込み、気道を塞ぐためいびきの原因となります。

その場合、ベンゾジアゼピン系睡眠薬ではなく、ロゼレム錠の睡眠薬に変更すれば、いびきを解消できます。

ベンゾジアゼピン系睡眠薬はリラックス効果を促すため筋肉が緩みいびきをかきやすくしますが、ロゼレムには睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンと同じ作用がありますので自然な眠りを誘発し、筋肉には影響しないためいびきをかく原因にはなりません。

ただ、ロゼレムは抗うつ剤であるフルボキサミン(商品名ルボックス)と一緒に使うことができません。併用すると、ロゼレムの血中濃度が著しく上昇してしまいます。

睡眠薬と抗うつ剤は一般に併用されることが多く、上記の点は注意が必要です。

いびきの原因って1つじゃないんですね。自分がなぜいびきをかくかわからなかった人も、今回の説明で解明できたんじゃないかと思います。原因により対策も違ってくるので、自分にあった方法でいびきを解消しましょう。

誰にもバレずにいびき対策!ぐっすり眠れる騒音ケアサプリ

いびきの原因や対策について紹介しましたが、脂肪や筋肉の衰えが原因となると簡単にいびきが解消できるとは言えませんね。

いびき体操も何日続ければいびきが止まるのかわかりません。かと言って鼻マスク(CPAP)や手術は大げさだし、テープやマウスピースはわずらわしいと思いませんか?

もっと簡単にいびきを解消する方法はないの?と探している人にぜひ試してもらいたいサプリがあります。満足度91.3%とその効果にも定評のある「いぶきの実」です。

いぶきの実に含まれるコエンザイムQ10は、空気の通り道がスムーズになるよう働きかける唯一の注目素材で、さらに吸収力を高めるために還元型を配合。

しかもコエンザイムQ10の働きを持続させるビタミン豊富なえごま油も配合しているので、効果も驚くほど高いんです。

実際に試した人の口コミも多数掲載されているので、一度試してみたいと思う人は、ぜひ公式ページで口コミを確認してみてください。

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睡眠時のいびきを録音してレポートを作成するアプリ

いびきは自分で聞くことができないため、せっかくいびき治療を行っていても改善されたかどうかなんてわかりにくいですよね?そこで寝ている間のいびきを確認できる便利アプリをご紹介します。

スマホアプリの「いびきラボ」です。

いびきラボは寝た時間から起きた時間までのいびきを全て録音し、「いびきスコア」として数値化し、いびきの対策や要因まで教えてくれる優れものです。

いびきラボ - いびき対策アプリ (SnoreLab)

いびきラボ – いびき対策アプリ (SnoreLab)

こちらのアプリは録音した音声データをメールに添付して送ることができますので、かかりつけのお医者さんにいびきの状態を聞いてもらうことも可能です。

いびきの治療を行う場合はこのようないびき確認アプリを併用し、改善の経過を自分でも把握することがいびき治療のモチベーションアップに繋がります。

無料のアプリなのでいびきが気になった人は気軽に試してください。自分のいびきスコアを確認し、要因や対策を知ることでいびきを自分で解決できる場合もあります。

いびきの原因は多種多様!それぞれにあった対策を

このようにいびきにはさまざまな原因があり対策や治療法も違うため、まずは自分のいびきの原因が何なのかを知って、それにあった対策を行う必要があります。

軽度のいびきなら特に心配する必要はありませんが、ひどい場合は睡眠時に呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群などの危険性もあるため、気になる場合は一度耳鼻咽喉科や睡眠クリニックで診断を受けてください。

若い女性にとっては、いびきをかくとパートナーと夜が過ごせなかったり、旅行に行けないなど私生活での不満も溜まり、ストレスの原因となります。

いびきは必ず解消できますので、諦めず対策していきましょう。