看護師さんの転職の悩みを解決!

看護師の転職におすすめな時期を紹介!ポイントは求人数の多さ

看護師の転職におすすめな時期を紹介!ポイントは求人数の多さ

看護師が転職を考えるとき、労働環境の悪さによる体調不良や引っ越しなど、すぐに今の病院を退職しなければいけない場合もあります。

でもスキルアップや他分野への興味などが理由だと、急いで転職する必要はありません。この場合、どのタイミングで転職しようか悩みますよね。迷っている間に転職がどんどん先延ばしになってしまう人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、看護師の転職におすすめな時期をご紹介します。看護師の転職に適しているのは求人が増える時期です。その分良い病院が見つかる可能性が高く、転職に成功しやすいんです。入職する看護師が多い時期を選べば、新しい環境にも馴染みやすくなりますよ。

また、今勤務している病院を辞めるタイミングにも注意が必要です。病院の状況によっては退職を延期することになります。円満に退職して計画的に転職活動を進めるために、避けたい退職時期についても説明します。

求人が多い時期に良い病院を見つけることが転職成功のカギ

看護師の転職は、求人が多い時期と他の看護師の入職が多い時期に行いましょう。

求人が多くなると、その分勤務条件の良い病院が見つかりやすくなります。

しかし1年の中で、看護師の求人が減ったり、良い病院の求人を見つけにくい時期もあるので注意が必要です。看護師の転職での失敗で、「自分に合った病院が見つけられず、転職を後悔した」という事例も多いんですよ。

良い病院に出会うチャンスを逃さないためには、転職にベストな時期をおさえておきましょう。

転職にベストな時期は意外と多い!人気求人も狙える月とは?

看護師の転職におすすめなのは、1月・7月・8月・9月です。それぞれ転職に適している時期を説明します。

1月・・・看護師の冬のボーナスは12月に支給されるのが一般的です。そのためボーナスをもらってから退職する看護師が1月に多く、病院は人員不足になり求人も増え、良い病院を選びやすくなります。

7月・・・1月と同様、ボーナス受給後に退職する看護師が多いため、求人が増えます。看護師の夏のボーナスは6月に支給されることが多いです。

また、この時期から看護師は交代で夏休みを取り始め、病院は人手が足りなくなります。その不足分を補うための求人が増えるので7月の転職もおすすめです。

8月・・・公務員看護師の求人募集がある可能性も高いので、国立・県立病院への転職を考えている看護師はこの時期に転職活動を始めましょう。

9月・・・夏のボーナス後に退職した看護師の補充としての求人が引き続き出ています。またこの時期に一緒に入職してくる看護師が多く新しい環境に馴染みやすいです。病院の教育体制が整っている場合も多くおすすめです。

ブラック病院の求人が増える可能性も・・・4月と10月の転職に注意

看護師の転職でおすすめできないのは、4月と10月です。

4月は新人看護師の入職があるため、1年で一番求人が少なくなります。そのため良い勤務条件の病院を見つけるのが難しくなります。

10月は看護師が不足している病院は少なくなりますが、上半期に辞めていった看護師の穴埋めとしての求人が多くなります。ブラック病院と言われるような、勤務条件や労働環境の悪い病院の求人が増える場合もあるので注意が必要です。

だからといって、4月と10月は良い病院に転職できないというわけではありません。この時期は良い条件の求人が少ないので、選択肢が少なくなると考えてください。

もし引っ越しや出産などの事情でこの時期に転職することになっても、病院選びのコツをつかめば転職に失敗する心配はありません。

「看護師必見!転職時に病院選びで失敗しない情報収集」を参考に、転職先の病院を選びましょう。

退職が多くなると予想される時期に求人は増えます。看護師の辞めたいと思うタイミングについては、「新人看護師で辞めたいと思ったら第二新卒で転職を狙おう!」に詳しく記載されているので読んでみてくださいね。

勤務歴は長くても短くても大丈夫!それぞれのメリットを活かそう

経験が浅い新人看護師と、勤務歴の長いベテラン看護師では、転職への影響の違いはほとんどありません。

しかしどちらにも、次のようなメリットとデメリットがあります。

新人看護師の転職

メリット
・体力のある20代の場合が多く、長期間勤務も期待できる。
・上司や病院の方針に素直に従いやすい。

デメリット
・経験が浅く、スキルや知識があまり身についていない。
・前職の勤務期間が短いと、すぐ辞めるのではと思われることもある。

ベテラン看護師の転職

メリット
・即戦力になるので病院に歓迎されやすい。
・経験値があるので管理職を任せられることもある。

デメリット
・看護に対する自分なりの考え方がしっかりしている分、他の看護師と意見の食い違いが生じる可能性がある。
・年齢によっては、長く働けないのではと思われる。

それぞれの転職のコツは、上のようなデメリットの心配がないことを面接で病院に伝えることです。

新人看護師の場合は、仕事への意欲や体力があることを病院にアピールすると良い印象を与えられます。ベテラン看護師の場合は、コミュニケーション能力についての自己PRで、勤務歴による転職のデメリットをカバーできますよ。

勤務期間の長い看護師は給料が上がり、職場でも働き慣れているため、転職してから後悔する可能性もあります。よく考えてから転職しましょう。

退職しづらい時期を知っておけば計画的に転職できる

看護師が退職を引き止められやすい時期があるのをご存じですか?

せっかく転職する時期を決めても、退職を延ばされる場合もあるんです。引き止められたからといって無理に転職時期を延期する必要はありませんが、円満に退職するためにも知っておきましょう。

看護師が退職を引き止められやすいのは、勤務して5年経っているときと年度末です。

勤務期間が5年以上の看護師はスキルや知識が十分身についていて、役職に就いている場合も多いです。そのため病院側は、部下をまとめたり新人を教育したりする看護師がいなくなるのは避けたいと考えています。

また年末度はキリがいいので病院を辞める看護師が多く、立て続けに退職者が出ると退職したいと言いづらい状況になってしまいます。人員不足を理由に退職の時期が延びる場合もあるんです。

看護師が辞める時期によっては、病院の人員状況が大きく変わることもあります。このことを考慮して退職の時期を決めましょう。

社会人として当たり前のことですが、急な退職の申し出はやめましょう。円滑に話を進めるためにも、退職の希望はなるべく早く出してくださいね。

今すぐできることから始めよう!まずは看護師転職サイトに登録

看護師の転職におすすめなのは、求人の多い時期です。良い勤務条件の求人が少しでも多く見つけられる時期を選べば、自分に合った病院を見つけることができます。

しかし求人が多くなる時期は求職者も多いので、人気の求人は早いもの勝ちです。

時間をかけてじっくり選ぶことも大切ですが、迷っているうちに病院が募集を終了したということのないよう注意してください。

新しい職場に早く慣れるか心配な人におすすめ転職時期は9月です。他の看護師も多く転職してくる時期なら職場にも馴染みやすく、病院の教育体制が整っている場合が多いですよ。

自分に合った転職時期を選んで、計画的に転職活動を進めましょう。