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最先端の技術を持つ鳥取県の病院に注目!ロボット手術やTMSなど

最先端の技術を持つ鳥取県の病院に注目!ロボット手術やTMSなど

鳥取県には、最先端の医療技術を提供している病院があります。

鳥取大学医学部付属病院では、できるだけ体を傷つけずに手術するための手術支援ロボット「ダヴィンチ」を山陰地方で初めて導入しました。さらに「心とからだにやさしい手術室」を設け、患者さんが安らぎを感じられる工夫をしています。

また山陰地方で唯一TMS治療を受けられるのが、医療法人(財団)共済会清水病院。TMS治療は雑誌でも取り上げられ、麻痺や失語症などの症状改善に効果が期待できるのです。

この記事では、最先端の技術で地域医療を支えている「鳥取大学医学部付属病院」と「医療法人(財団)共済会清水病院」について紹介します。

手術支援ロボットと手術室で安心!鳥取大学医学部付属病院

鳥取大学医学部付属病院は「人にやさしい先端的医療」をテーマに、手術による治療を行っています。

主な取り組みは次の2つです。

鳥取大学医学部付属病院の手術への取り組み
  • 手術支援ロボット「ダヴィンチ」の導入
  • 「心とからだにやさしい手術室」の設置

手術支援ロボットによる手術で、患者さんの体への負担を減らすことができます。さらに手術室にも工夫を施すことで、患者さんの緊張感を和らげることができるのです。

次の項目では、手術支援ロボットを紹介します。

患者さんの体への負担を減らす!手術支援ロボット「ダヴィンチ」

鳥取大学医学部付属病院は、山陰地方で初めて手術支援ロボット「ダヴィンチ※」を導入しました。

手術支援ロボット「ダヴィンチ(ダヴィンチサージカルシステム)」とは

アメリカ軍が戦地で負傷した兵士を遠隔治療するため、メーカーに依頼して開発されたロボット。医師は患部の立体画像を確認しながら、遠隔操作でアームを操り手術を行うことができます。

傷口が小さいため術後の疼痛(とうつう)が少なく、回復が早いのがメリットです。

手術支援ロボットの使用により国内で初めて、胸腺腫を併発した重症筋無力症患者の胸腺摘出手術に成功しています。

「ダヴィンチ」を使用した手術は、従来の手術と比べて、患者さんの体への負担を大幅に減らすことができるのです。

鳥取大学医学部付属病院は、最先端の医療で患者さんを手術するだけではありません。医療機器だけでなく、手術室にも工夫が施されています。

次に、「心とからだにやさしい手術室」について見ていきましょう。

鳥取県の自然をモチーフにした手術室で患者さんの緊張を和らげる

鳥取大学医学部付属病院は「心とからだにやさしい手術室」をテーマに、手術室をデザインしています。患者さんが安らぎを感じ、緊張感を和らげて手術室に入ることができるような工夫を施しているのです。

今までの手術室は無機質なイメージがありますよね。そんなイメージを一新した手術室を紹介します。

鳥取県の日本海をイメージした手術室

鳥取大学医学部付属病院の、鳥取県の日本海をイメージした手術室

国内最大級、さらに国内初の見学室を併設したロボット支援手術専用室が、鳥取大学医学部付属病院にあります。

手術室内は日本海をイメージしたブルーのデザイン。入室時は大きな窓がシアターになり、患者さんは癒しを感じる映像を見ながらリラックスすることが可能です。

鳥取県米子市のシンボル「大山」をイメージした手術室

鳥取大学医学部付属病院の、鳥取県の大山をイメージした手術室

鳥取大学医学部付属病院には、鳥取県米子市のシンボルである「大山」をイメージして作られた手術室があります。内視鏡外科の手術やロボット手術に対応した手術室です。

手術室内で使われている色は、大山やレンゲ草をイメージしたグリーン。手術室の上部には、患者さんの緊張した心を和らげるため、大山やレンゲ草のアートパネルが設置してあります。

鳥取砂丘をイメージした手術室

鳥取大学医学部付属病院の、鳥取砂丘をイメージした手術室

鳥取砂丘をイメージして作られた手術室は、高性能な血管レントゲン装置と手術台を統合した、ハイブリッド手術室です。手術室の内装は鳥取砂丘をイメージしたイエロー。内科的治療のカテーテル治療と外科手術を、同時に行うことが可能です。

各手術室は共通して、新空調システムを取り入れています。温度や気流などのわずかな変化によるストレスを解消して、患者さんにとって快適な室内環境を実現しているのです。
鳥取大学医学部付属病院の基本情報
住所 鳥取県米子市西町36番地1
最寄り駅
(所要時間)
米子駅
(徒歩15分)
病院HP 鳥取大学医学部付属病院
病床数 約697床

鳥取大学医学部付属病院では「全ての人に神対応」を病棟目標に、看護のおもてなしの向上にも取り組んでいます。第1回日総研接遇大賞で、救命救急センターの看護師が大賞を受賞したこともあるんですよ。

鳥取県内で最も歴史のあるリハビリテーション!清水病院

鳥取県倉吉市にある医療法人(財団)共済会清水病院は、脳に刺激を与えるTMS治療を実施しており、リハビリテーションに力を入れています。

清水病院にある回復期リハビリテーション※病棟は、鳥取県内で最も歴史が古い病棟です。リハビリテーションを受けた患者さんの在宅復帰率は約80%。

回復期リハビリテーションとは

脳血管疾患や大腿骨頚部骨折などの病気で急性期を脱した後も、サポートを必要とする患者に対して実施するリハビリテーションのことです。

それでは清水病院が実施するTMS治療を見ていきましょう。

山陰地方で唯一TMSによる治療を受けられる

鳥取県倉吉市にある医療法人(財団)共済会清水病院は、山陰地方で唯一TMS※治療が受けられる病院です。

TMS(Transcranial Magnetic Stimulation)とは

磁気による刺激で、大脳の神経活動性を変化させる装置のこと。装置は皮膚の上からあてるだけなので体に傷がつくことはなく、副作用もほとんどありません。ただし、治療中の軽微な頭皮痛や歯痛を感じる場合があります。

TMS治療は、リハビリテーションの1つとして世界的にも注目されている治療法です。麻痺や失語症などの症状改善に効果が期待できます。

さらにボツリヌス療法※を治療の一環として実施しており、患者さんのリハビリテーションを行いやすくしているのです。

ボツリヌス療法とは

筋肉の緊張により手足が動かしづらかったり、ひとりでに動いたりする状態を緩和する治療法。ボツリヌス菌が作る天然タンパク質を成分とする薬を、筋肉に注射します。

清水病院は昭和33年に、山陰地方で初の整形外科専門の医院を開設しました。当時からの「誰もが来院しやすい病院」をモットーに、現在では救急指定病院の指定を受け、一般のリハビリテーションと回復期リハビリテーションを充実させています。

医療法人(財団)共済会清水病院の基本情報
住所 鳥取県倉吉市宮川町129
最寄り駅
(所要時間)
倉吉駅
(車で10分)
病院HP 医療法人(財団)共済会清水病院
病床数 約98床

清水病院は居宅介護支援事業所や通所リハビリテーションを併設し、患者さんが退院してからもサポートできる設備を整えています。理学療法士や介護支援専門員が、患者さんの状態に合わせて介護サービスを提供してくれるんですよ。

鳥取県の地域医療を支える病院に注目!

鳥取大学医学部付属病院は手術支援ロボットを導入しています。ロボットによる手術で、患者さんの体への負担を減らすことが可能です。手術室にも工夫を凝らして、鳥取県の自然をイメージしたカラーで患者さんの緊張を和らげます。

医療法人(財団)共済会清水病院は、山陰地方で唯一TMS治療が受けられる病院です。退院後のサポートも充実しており、患者さんの健康的な生活に貢献しています。

鳥取県の地域医療を支えている病院は、これだけではありません。

鳥取県の多くの病院が様々な取り組みで、患者さんたちへ医療を提供しています。

地域医療を支える鳥取県の病院に、これからも注目してみてください。