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口が臭い!口が渇く!そんな時にまず疑うべきはこの病気!

最近なんだか口臭が以前より強い気がする、、そう感じていませんか?

なかなか人には相談しにくいので、一人で悩んでいるという人も多いのではないでしょうか。

おまけになんだか口の中が渇いて、べたべたする、、など他にも気になる自覚症状がいくつかあるはずです。

口の中の症状が気になる人は、こんな病気の可能性を疑った方がいいかもしれません。

口の中の病気が口臭を引き起こす!まずはセルフチェック!

女性も男性も気になるのが口臭です。どんなに外見が良くても、どんなに性格がよくても、仕事ができても、口臭がひどいというだけでイメージダウンです。

日頃から口臭に気をつけていても、最近なんだか以前より口臭がひどい気がする、口の中が乾いて粘つくなどの症状が見られる時には要注意です。

一般的に口臭は唾液の分泌が少なくなる起床時になどにひどくなるのですが、それ以外でも日中に口臭が気になるのなら何か病気が潜んでいることも考えられます。

では、口臭はいったいどのような仕組みで発生するのでしょうか?

口臭のほとんどは、粘膜のカスや唾液、食べたもののカスが分解される際に出るガスです。

しかし、その根本的な原因が病気ということもあります。口臭は大きく分けて口の中の病気が原因の場合と、もっと大きな病気が原因の場合があります。

まずは口臭の原因として最も多い口の中の病気について説明しましょう。

口臭や歯茎の腫れや出血は歯周病の可能性大!

歯周病という病名は誰もが一度は耳にしたことがあると思います。歯医者に行くと、歯周病の可能性について指摘されたことはありませんか?

歯周病は日本人の多くがかかっている病気と言われていますが、悪化するとひどい口臭を放ちます。また悪化すると歯が抜け落ちることもあります。

ただ、歯周病は初期段階ではとくに痛みなどはないのでついつい放置しがちになってしまうのです。

まずは以下のような症状がないかセルフチェックしてみましょう。

  • 口の中が渇く、ねばねばする
  • 口臭がある
  • 歯茎が痒い、痛い
  • 歯茎が腫れている
  • 歯磨き時に出血がある
  • 固いものが噛みにくい
  • 歯の間に食べ物などがつまりやすい
歯周病は歯の根元や骨を覆っている歯肉が細菌によって炎症を起こすことで起こります。歯磨きが十分でないと歯と歯肉の間に歯石ができます。歯石には多くの細菌が含まれ、その毒素によって歯肉が腫れたり、出血したりするのです。

放置しておくと細菌が体内へはいりこみ、糖尿病をはじめとする全身疾患を引き起こす危険性もあります。

歯周病を予防するためにはなによりも正しい歯磨きを実践することです。きちんと歯が磨けていないと、歯周病の原因となる歯石が溜まりやすくなります。

またアルコールや煙草を控えるなどの生活習慣の見直しも欠かせません。

舌が白や黄褐色に変色しているならそれは舌苔かも!?

鏡で舌の状態を見てみてください。下が白っぽく、あるいは黄色っぽく見えませんか?

この苔状のものは舌苔と呼ばれるもので、体の調子が悪いと舌の角質が硬くなってできるもので、色や状態が変化します。

もし自分の舌が変色していたり、舌苔が厚くなっていたりしたら、体のどこかが不調だと考えてください。舌苔はいわゆる体の危険信号なのです。

体調が悪い時にはこの舌苔が厚くなることで、味覚が落ちたり、感覚が鈍くなったりして、食欲を減少させます。

そうすることで胃の負担を減らそうとするのです。また舌苔に異常があると、重度の場合、口臭がひどくなることがあります。

舌苔の原因はいろいろ考えられます。

  • 風邪などによる免疫力の低下
  • 歯磨きが十分でない
  • 喫煙
  • 加齢
  • ストレス
  • 糖尿病やシェーグレン症候群などの全身的疾患
  • 薬の副作用

舌苔に重度の異常があるときには、全身疾患などの病気を疑って受診が必要です。ただ、軽度のものは正しい生活習慣や歯磨きを行うことで軽減される場合が殆どです。

最近は舌苔を取るための器具が販売されているようですが、過度の使用は舌の粘膜を傷つけることもありますので注意が必要です。

口の中が乾燥する口腔乾燥症(ドライマウス)は原因が様々?!

最近、クッキーやせんべいなど水分の少ない食品がなんだか食べにくいと感じることはありませんか?

口の中が乾いて水分を欲したり、ねばねばと不快感があるなどの症状はありませんか?

それはもしかしたら口腔乾燥症(ドライマウス)という病気かもしれません。

ドライマウスになると細菌を洗い流してくれる唾液の分泌が少なくなるため、虫歯になりやすくなったり、舌苔が厚くなったり、口内炎や口角炎、また口臭がひどくなることもあります。

ドライマウスの原因には様々なことが考えられます。中には全身疾患を患っている場合もありますので、根本的な病気の治療が必要になります。

  • 唾液腺の病気
  • 老化
  • 更年期障害
  • ストレス
  • 薬の副作用
  • 糖尿病
  • 腎不全
  • シェーグレン症候群

ドライマウスの予防法ですが、歯周病や舌苔同様、口の中を清潔に保つ、正しい歯磨きを実践する、ストレスをためないなど生活習慣を見直すことが効果的です。食べ物をよく噛んで食べ、唾液の分泌を促すのも効果的です。

口の渇きが1ヶ月以上続くようであれば、ドライマウスの可能性がありますので、生活習慣の見直しを心がけましょう。

口臭のセルフチェックをしたら当てはまる項目が多くドキッとしました。たかが口臭と思っても、歯周病、舌苔、ドライマウスなど様々な原因があるんですね。

まずは生活習慣などを見直して、口臭が改善できるように頑張りたいです。それでも気になるようなら早めの受診が大事です。

単なる口臭と侮るな!口臭には大きな病気が潜んでいることもある!

歯周病や舌苔、ドライマウスなど口臭を引き起こす口の中の病気についてご紹介しましたが、口臭には全身疾患などの大病が潜んでいることもあります。たかが口臭と放置せず、変だなと思ったら早いうちに受診することが大切です。

口臭の原因として考えられる大きな病気と言えば糖尿病です。

糖尿病は日本人にとても多い病気なので誰でも聞いたことがあると思います。しかし、本当に怖いのは糖尿病が引き起こす様々な合併症です。

放置すると死にいたる危険性もある糖尿病とはどのような病気なのでしょうか?

血糖値が高いなら糖尿病の危険性も!早めの受診が大切!

糖尿病とはインシュリン不足の状態が慢性化し、高血糖状態が続く、代謝異常の病気です。

血糖値は食事をすると高くなり、運動などをしてエネルギーとして代謝されると低くなります。この血糖値をコントロールするのがインシュリンです。

糖尿病とはインシュリン不足のために糖が正常に使用されず、高血糖の状態が続いてしまいます。高血糖の状態が続くことで、体に様々な悪影響を及ぼします。

糖尿病はその原因によっていくつかの種類に分かれています。

1型糖尿病
インシュリンを作る脾臓の細胞が何らかの原因で破壊され、インシュリンを作ることができなくなって糖尿病を引き起こします。子供や若年層に多く起こります。
2型糖尿病
ストレスや脂肪分の多い食事、運動不足や肥満が原因でインシュリンの分泌が少なくなって起こる糖尿病です。おもに中高年者に多いです。糖尿病患者のほとんどがこの2型糖尿病だと言われています。

糖尿病が怖いのは、気づかないうちに進行してしまうことです。

糖尿病であることに気付かず、血糖のコントロールを行わないと、様々な合併症を引き起こします。

以下のような症状があったら、糖尿病を始めとする大きな病気の可能性がありますので要注意です。

  • トイレの回数が増える
  • 口の中が渇く、喉が渇く
  • 体重が減る
  • 疲れやすくなる
  • 目がかすむ
  • 皮膚が乾燥する
  • 手足の感覚が鈍い

糖尿病の直接の原因は糖の代謝異常ですが、それを引き起こす原因は一体なんなのでしょうか。

1型糖尿病と2型糖尿病は全く別のもので、若年層に多い1型糖尿病の場合は遺伝、自己抗体、ウイルス、食事などが原因と考えられていますがはっきりとはわかっていません。

一方で中高年に多い2型糖尿病の原因はおもに遺伝、年齢、肥満、生活習慣と考えられています。遺伝によって糖尿病になりやすい人が、間違った生活習慣を長年続けることで糖尿病が発症してしまうと考えていいでしょう。

糖尿病が原因で口臭を引き起こすこともあるんですね。糖尿病になるとインシュリンが不足し、高血糖の状態が続くことで体に様々な悪影響を及ぼすんです。

重篤な合併症を引き起こす前に血糖をコントロールすることがとても大事なんですね。口臭が酷いようなら糖尿病の可能性もゼロではないのです。

胃が悪いと口臭が臭いって本当?病気以外の口臭もある!

ここまで口臭の原因となる口の中の病気や全身疾患について説明してきましたが、病気ではなくても口臭がひどくなることもあります。

たとえばお腹がすいたとき、緊張したとき、ストレスを感じたとき、起床時などは唾液の分泌が少なくなるため、細菌が繁殖して誰でも多少の口臭はあるものです。

その他にもにんにく、ニラ、玉ねぎ、酒、たばこなどを摂取することによって一時的に口臭がひどくなることもあります。

歯磨きが十分でないと、食べかすが歯の隙間に残りにおいを発したり、それが歯石となって細菌を繁殖させ匂いの原因となります。

案外多い!自律神経の乱れによる口臭

自律神経とは消化器・血管系・内分泌腺・生殖器を調節する働きをしますが、ストレスによりこの自律神経の働きが乱れると口臭につながる恐れがあります。

自律神経が乱れることにより唾液の分泌量が減少したり、ねばねばしたりします。その結果、細菌の繁殖を抑えることができず口臭の原因となってしまうのです。

自律神経が乱れることにより胃腸の働きが低下することもあります。胃腸の働きが弱くなると、消化不良を起こしたり、便秘を引き起こしたりして便秘になってしまいます。

自律神経の乱れ以外にも、暴飲暴食、偏食などをはじめ、胃のもたれなどで胃の調子が悪いと食物を消化しきれず、消化不良を起こします。消化されなかった食物は発酵し、その悪臭が血液を通って肺へ行き、呼吸となって口から体外へ排出されます。

同様に便秘などの場合も、悪玉菌が有毒な匂いを発し、それが腸壁から吸収され血液を伝って肺へ行き、呼吸となって臭いの原因となるわけです。

このように胃が調子が悪い時の口臭は体の中から出るものなので、歯磨きやうがいなどでは改善されません。

病気の他にも緊張や空腹、ストレスや自律神経の乱れによっても口臭は起こるんですね。その結果、胃腸の調子くなり、消化不良や便秘によって悪臭が発生し、口臭につながるようです。

体内から起こる口臭の場合は歯磨きなどでは効果がないので困ります。

口臭予防対策には鼻呼吸や唾液検査が効果的!

口臭の原因となる病気や症状について説明してきましたが、口臭を予防するためになにかできることはあるのでしょうか。

病気が原因で口臭に悩まされている場合には病気を治すことがまずは大切ですが、普段の生活の中で口臭対策としてできることをご紹介しましょう。

  • 唾液の分泌を促すような食事を工夫する
  • 水分を多めにとるようにする
  • 口臭予防サプリなどを摂取する
  • ガムや飴などで唾液の分泌を促す
  • こまめに歯磨きやうがいをする
  • 虫歯や歯周病の治療をする

その他にも一部で推奨されているのが鼻呼吸による口臭予防です。

鼻呼吸で口臭予防

鼻呼吸がいいということは以前から言われていましたが、おそらく私たちの大半が口で呼吸をしています。

しかし、口呼吸は口の中や喉を乾燥させやすく、口の中に細菌が侵入しやすくなります。

細菌が侵入することで風邪をひいたりその他の病気になりやすくなることはもちろん、虫歯や歯周病の原因にもなります。

鼻には口と違って鼻毛や粘膜がありますので、有害な細菌をシャットアウトしてくれるのです。鼻呼吸と言われてもぴんと来ませんが、どのような呼吸法なのでしょうか。

やり方はいたって簡単で、口を閉じて鼻から息をすることを習慣づけるだけです。テープやマウスピースを使って行う方法や、口に水を含んでこぼさなないように息をするトレーニング方法などがあります。

どの方法も最初は面倒かもしれませんが、慣れれば自然に鼻呼吸ができるようになります。

唾液で口の中の状態をチェック!唾液検査を受けてみよう

唾液は口臭の大きな原因ですが、唾液についてあまり詳しく理解していない人多いと思います。

唾液はおもに大唾液と小唾液から分泌されるもので、歯肉の溝から出てくる液体、口の中の老廃物、白血球、細菌、食物の残液などが含まれています。

唾液は刺激物などを摂取するとより多く分泌され、寝ている間も分泌され続けます。

1日の唾液の分泌量はおおよそ1000ml~1500mlと言われています。加齢や内服する薬の種類によっては分泌が減ることもあります。

唾液は健康のバロメーターでもありますので、唾液を調べることで体の状態を知ることができます。歯科医などでは唾液を調べる唾液検査を受けることができます。

唾液検査では唾液の量や酸性かアルカリ性か、含まれる細菌の種類や量などがわかり、虫歯や歯周病のリスクなどについても知ることができます。

唾液の中のアミラーゼを調べることで、ストレスチェックを行うこともできます。

唾液検査の結果によって口の中の状態がわかりますので、一人一人に合ったケアや予防法を教えてくれます。

口臭を予防するためには食事を工夫したり、飴やガムで唾液の分泌を促したり、水分を多く摂取したり、歯磨きやうがいをしたりといろいろな方法があるんですね。

鼻呼吸を実践すれば細菌の侵入を防ぐことができるし、唾液検査で自分に合ったケア方法を知ることもできるんです。

 

口臭の原因は実に様々!大病が潜んでいることも、、、

 

いかがでしたか?たかが、口臭と思っていても、口臭は実は体の危険信号なのです。口臭が臭かったり、口の中が渇いたり、喉が渇いたり、歯茎が腫れていたり、そのような症状があったら注意が必要です。

もちろん糖尿病などの大きな病気の場合には、受診して根本的な治療が必要となりますが、生活習慣が原因の場合は改善することで口臭を防ぐことができます。

正しい歯磨き、ストレスを溜めない、食生活を見直すなどすぐに始められることもあるはずです。放置して悪化してしまう前に、セルフチェックで口臭を予防しましょう。

鼻呼吸を実践することで細菌の侵入を防いだり、唾液検査を受けることでストレスチェックや自分の口の状態を知ることができます。

自分に合ったケアや予防法で口臭を撃退しましょう。