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歩行に障害も!腰痛がして足がしびれる時疑うべき3つの病気とは

腰が痛いという症状は、多くの方が感じたことがあるのではないでしょうか?そのため、腰痛はよくある症状と思われがちなのですが、腰が痛む時、同時に足のしびれを感じる場合は要注意です。

腰が痛くて足がしびれる症状が出る病気には、腰椎椎間板ヘルニアなど3つの病気があるのですが、みなさんは病名や症状が思い浮かびますか?

実は、例として挙げた腰椎椎間板ヘルニアは放っておくと歩行に障害が出ることもある怖い病気なんです。だから腰の痛みと共に足のしびれを感じる場合は注意が必要なんですね。

そこで、腰が痛くて足がしびれる時疑うべき3つの病気について、症状や治療法を詳しく確認していきましょう!

腰痛は腰に痛みがある症状を総称する言葉です

まず、よく言われる腰痛とはどのようなものか、確認したいと思います。

腰痛は、ほとんどの人が経験するとも言われている身近な症状です。人間は、4本足で歩く動物とは違って2本足で歩くので、上半身の重みを全て腰で支えることになってしまいます。そのため、腰に負担がかかって痛みが出やすいのです。

腰痛とは病気の名前なのではなく、腰に痛みが出るという症状をまとめて言う言葉です。

では、もう少し詳しく見ていきましょう。

腰痛の要因

腰痛に関連していると思われる要因には、下記のようなものがあります。

  • 動作要因
  • 環境要因
  • 個人的要因

動作要因には、重いものをたびたび取り扱う・腰を曲げたりひねったりする回数が多い・長い時間同じ姿勢でいることが多いなどの動作に関わるものがあります。

環境要因には、寒さに体がさらされる・車を運転したりすることで長時間振動にさらされるなどがあります。また、物がたくさんあり過ぎるなどの理由で、物を避けられずに転んで腰を打ったような場合も環境要因に入ります。

個人的要因とは、年齢や体格、それから休みが取れないような状況にあるなど、その人自身に関係する要因です。

しかし、医師が診察や検査をしたとしても、原因が特定できない腰痛も多くあるのが現状ですし、また先ほど紹介した3つの要因が影響を与え合っている可能性もあります。

なぜ腰痛を感じるの?

腰部分に当たる腰椎には、腰部分の骨である椎骨と、その間にあってクッションの役目をする椎間板があります。また、椎間関節という関節もあります。

痛みを感じる場合、椎間板や関節・椎骨が変形したり、その周りの筋肉が傷ついたりして起こることが多くなっています。

しかし、先ほどもお話ししたように、腰痛にははっきりとした原因がわからないものもあります。そこで、病気の症状が見られない腰痛を、腰痛症と呼んで区別します。

腰痛症の場合は病気による影響が大きいという意味では心配はいりませんが、痛みがあると生活に支障が出るので、痛み止めや湿布薬などで治療をします。

ですが、中には神経症状を伴い、歩行障害を招くような病気が原因の腰痛もあるので注意が必要です。

腰痛と神経症状が一緒に出る注意すべき病気とは?

神経症状を伴い、歩行障害を招く恐れがある病気には、下記のようなものがあります。

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰椎すべり症
  • 腰部脊柱管狭窄症

神経症状とは、足のしびれや痛みなどです。腰が痛いだけでも辛いのに、その上神経症状も一緒に出ますので、負担がかかる病気です。さらに、治療しないでいると歩行障害にも繋がってしまいます。

では、これらの病気について、詳しく見ていきましょう。

腰痛っていうのは、腰が痛い症状をまとめて言う言葉なんだ。

重いものをたびたび持ったり、同じ姿勢で仕事をしたり、仕事の影響も大きいんだよな。
痛みを感じたら、原因が何かは気にせず病院に行ってみるのが一番だ。

クッションの役目をする椎間板が潰れる!腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアとは、骨と骨の間にあって、クッションの役目をする椎間板が潰れることで起こる病気のことです。

では、なぜ椎間板が潰れるのか、どのような症状が出るのかなど、詳しく確認したいと思います。

原因

椎間板が潰れる原因には、下記のようなものがあります。

  • 年齢を重ねるうちに椎間板が劣化する
  • スポーツや仕事などで椎間板に負担がかかる

飛び出した中身が神経を圧迫し、それによって炎症が起こるので痛みを感じるのです。実は、神経が圧迫されただけでは痛みが出ないこともあり、炎症が起きて初めて痛みを感じます。そのため、ヘルニアになっていても気づかない人もいるんですよ。

症状

腰椎椎間板ヘルニアになると、下記のような症状が出ます。

  • 急な腰痛
  • お尻から足にかけてのしびれや痛み
  • 歩行障害・筋力の低下
  • 排尿障害

神経が炎症を起こしているので急な腰痛を感じたり、お尻や足にしびれや痛みを感じたりします。主に片側に起こるのが特徴です。一見、腰と足には関係が無いようにも思えますが、腰に悪いところがあると、その痛みが足にまで伝わって感じられることがあります。

また、足がしびれたり痛んだりすることもあり、場合によっては歩行に関係する神経が炎症を起こしている場合もあるため、足が動かしづらくなって歩行障害の原因となります。また、それによって筋力が低下することもあります。

膀胱や肛門などの周辺にしびれが起こると、排尿障害の原因になります。

かかりやすい人

腰椎椎間板ヘルニアにかかりやすいのは、下記のような人です。

  • スポーツや仕事などで椎間板に負担がかかりやすい人
  • 喫煙者
  • 肥満の人
  • 血縁者に腰椎椎間板ヘルニアの人がいる人(遺伝)

最初に確認したように、腰痛全般になりやすい人としても挙げられますが、職業柄椎間板に負担がかかりやすい人がなりやすい傾向にあります。例えば荷物の持ち運びをする運送業の人や、車の揺れを長時間感じやすい運転手などの人です。

喫煙すると、ニコチンの影響で血流が悪くなります。すると、椎間板の周りにある毛細血管が潰れて少なくなっていきます。そのせいで、椎間板に栄養や酸素を送ることができず、椎間板が弱ってしまうのです。

肥満の人の場合、体重が重いので腰に負担がかかるのも確かですが、それよりも肥満になると姿勢が悪くなることの方がより腰椎椎間板ヘルニアに影響しています。肥満の人はお腹を前に出すような姿勢になってしまうので、腰に負担がかかります。

また、腰椎椎間板ヘルニアには遺伝的な要素もあると言われています。

検査法

検査法としては、下記のようなものがあります。

  • 問診
  • 画像診断
  • 理学的所見

問診によって病歴などを聞き、診断に役立てます。

画像診断とは、MRIやX線撮影、CTなどのことを言います。これに、膝を伸ばしたまま下肢がどれくらいまで上がるかを診たり、しびれている範囲を確認したりするなどの理学的所見を合わせて診断を行います。

治療法

治療法としては、下記のような方法があります。

  • 安静
  • 注射
  • 手術

まずは、安静にすることによって炎症が進まないようにする方法があります。この場合、横になるなど自分が楽な姿勢で休む、コルセットを着用するなどします。

また、鎮痛消炎剤を使って、神経に起きている炎症を治療する方法もあります。飲み薬や湿布薬、塗り薬などが処方されます。

注射によって治療をする場合には、仙骨ブロック・硬膜外ブロック・神経根ブロックといった方法が使われます。これらは、炎症が起きている場所に合わせて、麻酔やステロイド剤などを注射する方法です。名前が違うのは注射をする場所の違いで、内容は同じです。

これらの方法を使ってもダメな時には、手術を行います。

実は、腰椎椎間板ヘルニアは時間が経過することで治ることもあるのですが、筋肉がまひしたり排尿障害が起きたりした場合、治るまでにかなりの時間がかかってしまいます。そのため、専門医の診断を受け、適切な治療を受けることをお勧めします。

椎間板が潰れて起こる腰椎椎間板ヘルニアは、場合によっては歩行障害や排尿障害にも繋がる、困った病気なんだよな。

喫煙をやめたり肥満を解消したりするだけでもずいぶん違うから、腰痛がする時は生活習慣を見直すことも大切だぞ。

分離すべり症と変性すべり症の2種類がある!腰椎すべり症

腰椎すべり症とは、腰椎の関節や椎間板に何らかの異常があることで、腰椎がすべって起こる病気のことです。すべり症という名前からもわかるように、腰椎が前または後ろのどちらかにすべって、ずれてしまいます。

腰椎すべり症は、脊椎すべり症と言われることもあります。脊椎はいくつかの骨がつながってできたもので、その中に腰椎もあるので、このように呼ばれることもあるんですよ。

実は、腰椎すべり症は、原因によって下記の2種類に分けられます。

  • 腰椎分離すべり症
  • 腰椎変性すべり症

では、それぞれの腰椎すべり症について、詳しく確認したいと思います。まずは、腰椎分離すべり症から見ていきましょう。

腰椎分離すべり症の原因

腰椎分離すべり症の原因には、下記のようなものがあります。

  • 生まれつきの問題で骨と骨が上手くくっついていない
  • 繰り返しのストレスで腰椎が疲労骨折して骨が離れた

腰椎分離すべり症になる原因には、生まれつきのものもありますが、多くの場合繰り返し腰椎にストレスがかかることで疲労骨折が起こることが原因です。

例えば、まだ骨が柔らかい10代の頃に、ジャンプを繰り返したり腰を回したりする動作が多い場合に起こります。

腰椎分離すべり症の場合、その前に腰椎分離症という病気になります。それが進行したのが、腰椎分離すべり症です。

腰椎分離症は骨と骨の間が離れているだけですが、そのままにしておくと病気が進行して右の図のようにすべりを起こすんですね。

腰椎変性すべり症の原因

腰椎変性すべり症の原因には、下記のようなものがあります。

  • 筋力の不足
  • 老化で骨が変性する

これらが原因で、腰椎が変性してすべってしまう病気です。

腰椎分離すべり症の場合骨と骨が離れていますが、腰椎変性すべり症の場合は骨と骨とが離れることはありません。

症状

腰椎すべり症になると、下記のような症状が出ます。どちらのすべり症も、原因は違いますが症状は似ています。

  • 長時間同じ姿勢をしたり立ったりしていた時に腰痛が起こる
  • 後ろに反ると腰が強く痛む
  • 前にかがむと腰やお尻がつっぱる
  • お尻から足にかけてのしびれや痛み
  • 歩行障害
  • 排尿障害

すべり症では神経が圧迫されるので長時間同じ姿勢をしたり、立ったりしていた時に腰痛が起こります。また、お尻や足にしびれや痛みを感じます。片側に起こることもあれば、両側に起こることもあるのが特徴です。

足のしびれや痛みがあるので、歩くのが難しくなります。少し休むと症状が軽くなるのでまた歩けるのですが、長距離は歩けません。

会陰部にしびれが出ることもあるので、その場合は排尿障害も起こります。

かかりやすい人

腰椎すべり症にかかりやすいのは、下記のような人です。

腰椎分離すべり症 腰椎変性すべり症
子どものころに過剰な運動をした人・スポーツ選手 高齢者・女性

腰椎分離すべり症は骨が柔らかいうちにジャンプなどを繰り返すことで起こりやすいので、子どものころに過剰にスポーツをした人やスポーツ選手に多くなっています。

腰椎変性すべり症は筋力の低下や老化による骨の変性で起こるので、高齢者に多い病気です。また、女性がなりやすいこともわかっています。

検査法

腰椎すべり症の検査は、画像診断で行います。

画像診断で主に利用されるのはX線です。MRIでははっきりしないこともあるので、まずはX線で調べます。MRIやCTは、神経の圧迫の様子を調べるために行われることが多くなっています。

治療法

治療法としては、下記のような方法があります。

  • 装具治療
  • 理学療法
  • 注射
  • 手術

装具治療とは、コルセットのことです。腰椎分離すべり症の場合、まだ骨が柔らかい時期なら、コルセットで分離した骨がくっつく可能性もあります。成人の場合は、痛みの予防になります。

理学療法には、電気治療や温熱療法、牽引治療などがあります。牽引治療とは、腰を引っ張って背骨を伸ばす治療のことで、椎間板や関節にかかっている負担がやわらげられます。また、背骨周りの血流が良くなる効果もあります。

それから、鎮痛消炎剤や筋弛緩剤を使って、神経に起きている炎症を治療する方法もあります。

薬があまり効かない時には、注射によって治療します。注射する場所によって名前が違いますが、椎間関節ブロック・硬膜外ブロック・神経根ブロックなどの方法が使われます。

これらの方法を使ってもダメな時には、手術を行います。

自分でできる対処法

腰椎すべり症になった場合、自分でできる対処法もあります。

  • 温める(患部が熱を持っている場合のみ冷やす)
  • 背中を反らしすぎない
  • ストレッチをする

カイロを使ったり、お風呂に入ったりして体を温めると、血流が良くなって症状が改善しやすくなります。

背中を反らしすぎると、すべっている骨をさらにすべらせる方向に力がかかってしまうので、姿勢に気をつけましょう。

また、ストレッチをするのも有効です。ストレッチは、下記のような方法で行いましょう。

すべり症に効くストレッチ

1、椅子に座って背筋を伸ばす。手を頭の上に上げ、手の平をつける。
2、手の平を外向きに返し、息を吸いながら肘をゆっくり曲げる。この時に胸をしっかり張る。
3、元の位置に戻す。
4、1~3までを15回行う。
5、体の後ろの下部分で手を組む。
6、上がるところまで手を上げる。5秒間キープし、その後力を抜く。
7、これを5回行う。

腰椎すべり症は、腰の骨がすべって起こる病気なんだ。
この病気も、やっぱり歩行障害や排尿障害の原因になるから、早目の治療が大切だな。

自宅でできる対処法もあるから、ストレッチなんかを諦めずに続けてみるといいよ。

続けて長い距離を歩けないのが特徴!腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症とは、神経が通っている部分である脊柱管が狭くなることで起こる病気のことです。脊柱管が狭くなると、中にある血管や神経が圧迫されるので、血流が悪くなります。

では、なぜ脊柱管が狭くなるのか、どのような症状が出るのかなど、詳しく確認したいと思います。

原因

脊柱管が狭くなる原因には、下記のようなものがあります。

  • 椎間板の変形
  • 背骨の変形
  • 背骨や関節の飛び出し
  • 靭帯が厚くなる

加齢や労働、または背骨の病気などが要因となって、これらのことが起こります。すると、下図のように脊柱管が狭くなり、中にある血管や神経が圧迫されるんですね。

その結果、血流が悪くなって腰痛や足のしびれ・痛みが起こります。

症状

腰椎椎間板ヘルニアになると、下記のような症状が出ます。

  • 腰痛
  • お尻から足にかけてのしびれや痛み、灼熱感など
  • 間欠跛行(かんけつはこう)
  • 筋力低下
  • 排尿障害

神経が圧迫されているので腰痛を感じたり、お尻や足にしびれや痛み・灼熱感などを感じたりします。神経のどの部分が圧迫されているかによって、片側にしびれや痛みが出たり両側に出たりします。

間欠跛行は、腰部脊柱管狭窄症の特徴的な症状です。立ったり歩いたりし始めたばかりの頃は何ともないのですが、しばらくすると足にしびれや痛み、鉛がつまっているような重さを感じ、前に足を出すことができず歩けなくなります。

この症状は腰を前にかがめて休むとやわらぐため、休憩した後はもう一度歩けるようになります。座っている時には症状が軽く、歩くと症状が重くなる特徴があり、さらに前かがみの姿勢で歩くと症状が出にくくなっています。

神経が影響を受けているので筋力が低下して足に力が入りにくくなり、スリッパが脱げてしまう・つま先を持ち上げることができない・段差につまづくなどの症状も出ます。

排尿障害もあり、歩いているとトイレに行きたくなることもあります。

かかりやすい人

腰部脊柱管狭窄症にかかりやすいのは、下記のような人です。

  • 高齢者
  • 腰に負担のかかる職業に就いている人
  • 背中の筋肉をあまり使うことが無く筋力が低下した人

この病気には骨の老化も関わっているので、高齢者がなりやすいと言えます。特に、腰に負担のかかる職業に就いている人や、逆に腰の筋肉をあまり使うことが無く筋力が低下しているとなりやすい病気です。

40歳以上の人では3.3%の人がかかっているというデータがありますが、これが80歳以上になると男性で9.3%、女性で15.8%の人がかかっています。これを見ると、女性の方がかかりやすいとわかりますね。

検査法

検査法としては、下記のようなものがあります。

  • 問診
  • 画像診断
  • 神経学的所見

問診によって年齢や姿勢による症状の出方などを聞き、診断に役立てます。

画像診断には、MRIやX線撮影、CTがあります。

神経学的所見とは、仰向けに寝て、膝を伸ばした状態でどこまで足が上がるかを測定するテストなどのことで、腰椎椎間板ヘルニアなどの他の病気と区別をするために行っています。

ちなみに、この検査で足が70度上がるまでに強い痛みが起きる場合は、腰椎椎間板ヘルニアの可能性が高いと言われています。

治療法

治療法としては、下記のような方法があります。

  • 生活指導
  • 理学療法
  • 注射
  • 手術

生活指導では、痛みを感じにくい生活の工夫の指導を受けます。まっすぐ立つと痛みが強くなるので、シルバーカーや杖を使って歩くことで痛みを感じにくくなりますし、洗いものなどの立ち仕事をする時には片足の下にふみ台を置くことで痛みが出にくくなります。

理学療法としては、運動療法や温熱療法、牽引療法などが行われます。これらは、腰部脊柱管狭窄症を直接治療する方法ではないのですが、しびれや痛みの悪化防止または軽減に役立ちます。

薬の種類には、鎮痛消炎剤(痛みを軽くする)・筋弛緩剤(筋肉を緊張しにくくする)・血流改善剤(血流を良くする)などがあります。

注射によって治療をする場合には、硬膜外ブロック・神経根ブロックといった方法が使われます。

これらの方法を使ってもダメな時には、手術を行います。

腰部脊柱管狭窄症は、骨や靭帯などの影響で脊柱管が狭くなって起こる病気だ。
症状としては間欠跛行が特徴的なんだ。

日常生活を工夫すれば痛みを感じにくくできるから、自分で気をつけることも大切だぞ。

坐骨神経痛は病名ではなく症状名!原因は椎間板ヘルニアなど!

ここまで、腰痛と共に神経障害による足のしびれや痛みが出る病気について見てきました。このように、足がしびれたり痛んだりする症状のことを、坐骨神経痛(座骨神経痛とも書きます)という言葉で表現しているのを聞いたことがある方もいらっしゃるかと思います。

坐骨神経痛も、病気の名前と間違えられやすいのですが、これも最初に確認した腰痛と同じく、坐骨神経が通っている部分が痛む症状を総称して坐骨神経痛と言います。

その原因となり、さらに腰痛も伴うのが、先ほどご紹介した腰椎椎間板ヘルニア・腰椎すべり症・腰部脊柱管狭窄症です。

仙腸関節炎は骨盤内部にある関節の炎症、梨状筋症候群はお尻部分に起こる炎症、股関節疾患は股関節に起こる炎症なので、これらは腰痛には関係しませんが、坐骨神経痛には関係するということですね。

坐骨神経の位置

坐骨神経は、脳に足の痛みを伝える働きをしていますが、坐骨神経以外の神経に痛みがあった場合も、足の痛みとして感じ取ってしまうことがあります。

腰痛と坐骨神経痛は腫瘍によっても起こるので要注意!

腰痛と坐骨神経痛がある病気としてここまで3種類のものを紹介しましたが、まれに腰の問題ではなく、腰部分に腫瘍ができていることが痛みの原因になっていることもあるので注意が必要です。

腫瘍の場合治療法が全く異なりますので、腰痛と坐骨神経痛という症状が出た場合、腫瘍ができている可能性も考えて、一度専門医の診察を受ける方がいいということですね。

腰痛と足のしびれを感じたら歩行困難にならないよう早目に治療!

ここまで、腰痛と足のしびれや痛みを同時に感じる、3つの病気について見てきました。

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰椎すべり症
  • 腰部脊柱管狭窄症

これらの病気は、いずれも腰痛と足のしびれや痛みのほかに、歩行がしにくくなる、排尿障害が起こるなどの症状が出る可能性があります。

腰や足が痛いだけでも問題ですが、その上歩くことが難しくなったり、トイレの問題があったりすると、日常生活にも影響が出てしまいます。

そのため、腰痛と足のしびれや痛みを同時に感じたら、早目に病院に行って治療を受けることが大切です。

腰痛は誰にでも起こる可能性があるとはいえ、軽視はできないものなんだ。
放っておくと歩くのが難しくなることもあるから、誰にでもあることで病院なんて…と思わず、勇気を持って病院に行ってくれよ。

歩けなくなって後悔するなんて嫌だよな。俺も、そんなことで後悔をして欲しくないから。
腰が痛くなったら、とにかく病院だぜ。