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生理周期が短い(24日以内)の人は要注意!実は病気の可能性も!?

生理周期は、人それぞれ違います。個人差があるのが当たり前のものですし、また人と比較する機会もあまりないので、異常があっても気づかれにくいのが現状です。

では、あなたは、正常な生理周期が何日くらいなのかわかりますか?

成人している女性の場合、正常な生理周期は25日から38日です。ということは、この周期に当てはまっていなければ、何らかの異常がある可能性があると言えます。

生理周期が24日より短い場合を頻発月経と呼ぶのですが、考えられる原因として、卵胞期短縮症と黄体機能不全という2つの病気が挙げられます。

では、それぞれがどのような病気なのか、詳しく見ていきましょう。

生理周期には卵胞期と黄体期がある!2つの時期と頻発月経の関係

卵胞期短縮症と黄体機能不全という2つの病気には、生理の周期が関係しています。そこで、まずは生理の周期について見ていきたいと思います。

生理の周期

ご存知の方も多いかと思いますが、生理の周期には下記の3つがあります。

月経期 卵胞期(または増殖期) 黄体期(または分泌期)
子宮内膜がはがれて血液と共に体外に出る時期 子宮内膜が厚くなる時期 子宮内膜が柔らかくなる時期

体が妊娠の準備をしたのに妊娠が成立しなかった時に、必要がなくなった子宮内膜を体外に出す働きが、月経です。月経が終わると、また次の妊娠に備えて、体が準備を始めるわけですね。

最初の準備として、子宮内膜を厚くして妊娠に備えるのが卵胞期です。そして、排卵が起こった後、厚くなった子宮内膜に受精卵が着床しやすくするために、子宮内膜が柔らかくなります。それが黄体期です。

このような準備をしたのに妊娠が成立しなかったら、再び月経が起こるという流れになっています。

月経に関わる女性ホルモンとして、エストロゲンやプロゲステロンという名前をご存知の方もいらっしゃることと思います。それらがどう関わっているのか、もう少し詳しく月経の仕組みについて確認してみましょう。

月経の仕組み

1、卵胞刺激ホルモンの働きで、卵胞(卵子とそれを包んでいる細胞のこと)が成長する。
2、成長した卵胞からエストロゲンが分泌され、子宮内膜が厚くなる。
3、エストロゲンの分泌量がピークになると、黄体化ホルモンが分泌される。
4、黄体化ホルモンに刺激されて、卵子が飛び出して排卵が起こる。
5、卵子が出た後の卵胞は黄体に変化し、黄体からプロゲステロンが分泌され、子宮内膜が柔らかくなる。
6、受精が成立しなかった場合、エストロゲン・プロゲステロンの分泌量が減り、月経が起こる。

この流れが、女性ホルモンの働きによって周期的に起きているということですね。ちなみに、エストロゲンは卵胞ホルモン、プロゲステロンは黄体ホルモンとも呼ばれていることは、みなさんご存知のことと思います。

それを図で表すと、下記のようになります。
女性のからだと月経周期
これを見ていただけたら、排卵を境に卵胞期から黄体期に変わり、卵胞期も黄体期もだいたい同じくらいの期間続いていることがわかりますね。月経周期に個人差があるため、卵胞期や黄体期が続く期間にも個人差はありますが、目安としてそれぞれの期間がだいたい14日ずつです。

月経期は卵胞期と重なっていて、月経が始まった頃から次の妊娠に向けての準備が始められていることがわかります。

それから、もう一つ注目していただきたいことがあります。それは、基礎体温です。

基礎体温は、普段私達が使っている体温計よりも目盛りが細かい基礎体温計を使用して正確に測る体温のことですが、卵胞期は低温、黄体期は高温になっています。

排卵期を境に低温期と高温期に分かれているので、基礎体温表を見ることで今自分がどちらの時期にあるのかがわかるということですね。

卵胞期短縮症と黄体機能不全はどんな病気?

それでは、卵胞期短縮症と黄体機能不全について確認しましょう。先ほど見た月経周期の中に、卵胞期と黄体期がありましたよね。

実は、卵胞期が短くなる病気を卵胞期短縮症、黄体期が短くなる病気を黄体機能不全と言います。

  • 卵胞期(低温期)が短い…卵胞期短縮症
  • 黄体期(高温期)が短い…黄体機能不全

それぞれの時期の名前がついているので、わかりやすいのではないでしょうか。

卵胞期・黄体期のどちらかが短くなると、それに合わせて月経周期も短くなってしまいます。それで、どちらの病気の場合も、月経周期が24日以下になるという症状が出てくるのです。

先ほど基礎体温にも注目してほしいと言いましたが、基礎体温をつけている女性の方なら、グラフを見ることでこれらの異常に自分で気づくこともできるんですよ。

卵胞期に関しては、卵胞期が何日未満なら卵胞期短縮症と判断するかは決まっていません。

また、黄体機能不全に関しても、黄体期が9日以内としている病院もあれば、11日以内で黄体機能不全と判断するとしている場合もあり、基準がはっきり確立されていないのが現状です。

ですが、いずれにしてもそれぞれの期間はだいたい14日ずつなので、それよりも極端に短い場合は注意が必要だとわかります。基礎体温をつけている方は、ご自分の体温の変化を見て、このような症状が無いかをチェックしてみましょう。

黄体機能不全の場合、月経の2週間前くらいに異常出血がある場合もありますので、それも一つの目安となります。

簡単にまとめれば、卵胞期短縮症は卵胞期が短くなる病気、黄体機能不全は黄体期が短くなる病気です。

月経周期には卵胞期と黄体期がありますが、それらのうち卵胞期が短い病気を卵胞期短縮症、黄体期が短い病気を黄体機能不全と言います。短くなる時期と病気の名前とが一致していますから、覚えやすいのではないでしょうか。

異常があるかどうかは基礎体温をつけていればわかりやすいので、ご自身の月経について知るためにも、基礎体温表をつけてみるといいですね。

卵胞期短縮症は卵巣機能の低下が原因!その検査・治療法を知ろう

先ほど確認したように、卵胞期短縮症は卵胞期が短くなるという特徴を持つ病気です。それでは、どのような原因で卵胞期が短くなるのか、どんな検査でわかるのかなど、卵胞期短縮症について詳しく見ていきましょう。

原因

卵胞期短縮症の原因は、卵巣機能が低下することです。

加齢によって卵巣の機能が低下し、脳にうまく指令が行き届かなくなって、卵胞刺激ホルモンが必要以上に分泌されるようになることが原因なんですね。

加齢が原因なので、年齢が高い女性に起こることが多いのは確かですが、年齢の高い人にだけ起こる症状だというわけでもありません。若い人でも、年齢を重ねていくうちに卵巣の機能が衰えてしまうと、かかることがある病気です。

最初に月経の周期の部分で確認しましたが、卵胞刺激ホルモンは卵胞を成長させるホルモンです。そのため、卵胞刺激ホルモンの分泌量が増えると、卵胞が早く成長して排卵も早くなるんですね。排卵が早くなれば、その分だけ卵胞期も短くなるというわけです。

症状

卵胞期短縮症は、月経周期が24日以内と短いこと、基礎体温を測ると卵胞期が短いこと以外には、わかりやすい症状はありません。特に、基礎体温をつけていない場合、気づかないままになることもあるのです。

しかし、下記のような症状を伴うこともありますので、月経周期が短い人は、基礎体温をつけて卵胞期短縮症ではないかチェックすることをお勧めします。

  • 不妊の原因になる
  • 貧血になりやすくなる

卵胞が早く成長して排卵が度々起こるのなら問題は無く、むしろ妊娠しやすいのではないかという気もしますよね。しかし、そうではありません。卵胞期短縮症の場合、実は、卵子が成熟しきれないまま排卵される可能性があります。

排卵が起こっても、卵子が成熟しきれていないため、受精できなかったり受精できても流産したりしてしまうのです。そのため、不妊の原因になると言われています。

それから、月経の回数が多いので、血液が足りず貧血になりやすくなります。

検査法

卵胞期短縮症は、自覚症状があまりなくても、これから妊娠したいという人には問題の症状です。そこで、月経周期が短いことが気になったときは、検査を受ける方法もあります。

卵胞期短縮症かどうかを調べるには、下記のような検査法があります。

  • 基礎体温を測る
  • 血液検査をする

基礎体温については、最初に確認したように通常14日程度あるはずの卵胞期(低温期)が短い場合、卵胞期短縮症ではないかと考えることができます。

また、血液検査をして卵胞刺激ホルモンの濃度を測る方法もあります。卵胞期短縮症は卵巣機能が衰えて卵胞刺激ホルモンの量が増えるものですから、血液中の卵胞刺激ホルモンの濃度が濃くなっていることでわかるというわけです。

治療法

卵胞期短縮症の治療法ですが、実は妊娠を希望しない人なら、特に治療をしなくても構いません。実際に自分では気づかないこともある病気ですので、貧血になるなど困ることが無い場合は、そのままにしていても大丈夫です。

問題なのは、妊娠したい場合です。先ほども確認したように、卵胞期短縮症は不妊の原因になりますので、妊娠を望む場合は治療が必要になります。治療法は、主に下記の3つです。

  • 内服薬
  • 注射薬
  • 点鼻薬

内服薬や注射薬としては、排卵を起こすための排卵誘発剤が使われます。この薬は、ホルモンのバランスを整える目的でも使われるものです。不妊の治療に点鼻薬と言われると何だか不思議な気もしますが、濃度が濃くなっている卵胞ホルモンの働きを抑えるための薬は、点鼻薬となっています。

これらの方法で、短くなった卵胞期を正常な期間に戻す治療が行われます。

卵胞期が短くなるのは、加齢によって卵巣機能が低下するからなんですね。とはいえ、年齢が若いから卵巣機能が衰えていないとも言い切れないので注意が必要です。

単純に月経期間が短くなるだけではなく不妊の原因になったり貧血になりやすくなったりもしますので、特に妊娠を望む人はきちんと治療を受けることが大切なんですよ。

黄体機能不全はホルモン異常などが原因!その検査・治療法とは?

次に、黄体期が短くなるという特徴を持つ黄体機能不全について見ていきたいと思います。どのような原因で黄体期が短くなるのか、どんな検査でわかるのかなど、詳しく確認しましょう。

原因

黄体機能不全になる原因は、実ははっきり解明されているわけではないのですが、いくつかの原因が考えられています。

脳や卵巣に何らかの異常があって、プロゲステロンが十分に分泌されない状態のことを黄体機能不全と言います。

プロゲステロンは、妊娠を継続させるために役立つホルモンで、体温を上昇させる働きも持っています。そのため、プロゲステロンの分泌が十分でないと、体温を維持できず、黄体期(高温期)が短くなったり、高温期が安定しなくなったりしてしまうんですね。

基礎体温をつけると、下記のような特徴のグラフになります。

  • 黄体期(高温期)が短い
  • 低温期と高温期の基礎体温の差が0.3℃以下になる
  • 高温期の体温に凹凸がある

最初にも少し触れたように、高温期が短いという定義ははっきりと決められていないため、9日以内・11日以内などの説がありますが、いずれにしても標準の14日程度より短いことが目安になります。

低温期と高温期の基礎体温の差が0.3℃以下になるという特徴は、実は無排卵月経の場合と同じです。そのため、基礎体温のグラフがこのパターンの人は、排卵があるかどうかもチェックする必要があります。場合によっては、無排卵月経の可能性もあるからです。

症状

黄体機能不全の場合、月経周期が24日以内と短い、基礎体温を測ると黄体期が短いという症状が現れます。

さらに、下記のような症状を伴うこともありますので、卵胞短縮症の場合と同じく、月経周期が短い人は、基礎体温をつけて黄体機能不全ではないかチェックすることをお勧めします。

  • 不妊の原因になる
  • 異常出血を起こすことがある
先ほど確認したように、黄体機能不全になると妊娠を継続させるためのホルモンであるプロゲステロンが十分に分泌されません。ということは、妊娠を継続させられないことになるので、不妊の原因になります。

また、黄体期になると異常出血が起こることもあります。黄体期は通常月経の14日前くらいに始まりますので、その時期から月経が始まるまでの間に出血する可能性があるということです。

検査法

黄体機能不全かどうかを調べるには、次のような検査法があります。

  • 基礎体温を測る
  • 血液検査をする
  • 子宮内膜の組織を調べる
  • 超音波検査をする

基礎体温については確認したので、ここでは省略します。

血液検査の場合、排卵から1週間後くらいに血液中のプロゲステロンの値を調べ、基準値に達しているかどうかを確認します。黄体機能不全になるとプロゲステロンの分泌量が減るので、この検査をすることで黄体機能不全かどうかがわかるということですね。

子宮内膜の組織を調べる場合、排卵から1週間後くらいに子宮内膜を採取して、受精卵が着床しやすい状態になっているかどうかを調べます。着床しやすい状態になっていなければ、プロゲステロンが正常に働いていないと判断することができます。

超音波検査の場合、膣から超音波検査用の器具を入れて、子宮内膜の厚さや卵胞の大きさを調べます。子宮内膜の厚さは高温期には8mm以上になりますし、卵胞は排卵が近づくと20mm程度になります。それと比較して、卵黄機能不全かどうかを調べます。

治療法

黄体機能不全の治療も、卵胞期短縮症の場合と同じように、妊娠を希望しない人なら、特に治療をしなくても構いません。ただし、黄体期に異常出血がある場合は、妊娠の希望があるかどうかに関わらず、病院にかかることが大切です。

黄体機能不全も不妊の原因になりますので、妊娠を望む場合は治療が必要になります。治療法は、考えられる原因によって違ってきますが、主に下記のような方法で行われます。

  • 内服薬(排卵を誘発するためのもの)
  • 内服薬(プロゲステロンを補うためのもの)
  • 注射薬(プロゲステロン補うためのもの)
  • 注射薬(性腺刺激ホルモンを補うためのもの)

主な治療法には、排卵誘発剤を利用する・プロゲステロンを補う・性腺刺激ホルモンを補うという3つのタイプがあるということですね。

排卵誘発剤は、卵胞が正常に発育できるようにすることを目的として使われます。黄体機能不全ではプロゲステロンが足りないのですから、それを補う治療も行われます。

また、性腺刺激ホルモンは、黄体を形成したり維持したりするのに役立ちますので、それを補うことで黄体がきちんと形成され、維持されることを目指します。

原因と思われる症状に合わせて、どの方法で治療を行うかが決められるんですね。

黄体機能不全になる原因は、ある程度の予想はできていてもまだはっきりわかっていないということなんですね。

ですが、検査法や治療法はわかっていますので、病院にかかることで治療を受けることが可能なんですよ。だから、不安に思わずに相談してみてくださいね。

月経周期が乱れる原因は他にも!?考えられる可能性をご紹介

これまでご紹介した理由以外に、月経周期が短くなる原因がいくつか考えられます。

ただし、ここで知っておいていただきたいのは、卵胞期短縮症と黄体機能不全はどちらも月経周期が短くなる病気であるのに対して、ここでご紹介する原因は月経周期が短くなることもあれば長くなることもあるというように、月経周期を乱すものであるということです。

そのため、単純に月経周期を短くする原因であるとは言えませんが、考えられる可能性ではあるということですね。では、それを確認した上で、考えられる原因をまとめてご紹介したいと思います。

無排卵月経が月経周期を短くしている場合も!

生理周期が短くなる病気としては、無排卵月経がよく知られているので、無排卵月経の場合はどうなんだろうと思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

確かに、無排卵月経も頻発月経の原因になるので、月経周期が24日よりも短い場合、無排卵月経であることも考えられます。ですが、無排卵月経の場合、月経周期が短くなるだけではなく、月経周期が39日以上の稀発月経になることもあります。

そのため、月経周期が短いことだけで無排卵月経と判断することはできません。無排卵月経の場合、基礎体温をつければすぐにわかりますので、気になる方は試してみてください。

無排卵月経の場合、低温期と高温期の基礎体温の差が0.3℃以下になる、低温期と高温期の差がはっきりしないといった特徴があります。

無排卵月経の治療法としては、女性ホルモンを補充したり排卵誘発剤を投与して排卵を促したりする方法があります。

ストレスによる月経周期の乱れも考えられる!

ストレスは、体のあちこちに悪影響を与えますが、実は月経周期にも影響を与えることが知られています。月経には女性ホルモンが関わっていることを最初に確認しましたが、女性ホルモンは脳の視床下部や下垂体、神経からの指令を受けて分泌されるものです。

ですが、ストレスを感じると脳にまで負担がかかるため、脳や神経が上手く働けず、女性ホルモンの分泌量の調節ができず、ホルモンバランスが乱れてしまいます。ホルモンバランスが乱れると、以下のような月経不順が起こります。

  • 頻発月経
  • 過少月経(経血の量が少なく月経自体も2日以内で終わること)
  • 過多月経(出血が8日以上続くこと)
  • 無月経(妊娠していないのに3カ月以上月経がこないこと)

ストレスが原因で月経不順が起こっている場合、ストレス自体を取り除く試みも大切ですが、それが難しいこともありますよね。そんな時には、ピルを服用することでホルモンバランスを整える治療を行うことも可能です。

ピルにはエストロゲンもプロゲステロンもどちらも含まれているので、ピルを服用することでホルモン分泌が正常に行われるよう助けることができるんですよ。

婦人科に基礎体温表を持って行くことでホルモンバランスのチェックもできますので、それを生かす方法もあります。

ただし、過多月経の場合は子宮筋腫や子宮内膜症といった病気が隠れていることもありますので、ストレスのせいだと決めつけず気になることがあれば婦人科を受診した方が安心です。

更年期障害も月経不順の原因に!

それから、月経不順を起こす原因としては、更年期障害も考えられます。更年期は閉経前後の5年間と言われていて、個人差があるものではあるのですが、日本人の平均的な閉経年齢である49.5歳前後を元にして考えると、45歳~55歳くらいの間だと言えます。

更年期になると、卵巣機能が低下し始めるため、それに伴ってエストロゲンの分泌量が減少します。その影響で、月経の周期が短くなったり逆に長くなったりします。また、定期的に来ていた月経が不定期になることもあります。

更年期障害は、月経以外も含めて体に以下のような様々な症状を引き起こします。

  • 月経不順
  • ほてり
  • 性交痛
  • 息切れ・動悸
  • 不眠
  • 肩凝り・腰痛・頭痛
  • 皮膚や外陰部の乾燥
  • 疲労・倦怠感
  • 不安感・イライラ・意欲の低下

ほかにもありますが、いくつか例を挙げてみました。このように更年期障害は多くの不調を招きます。酷い時には日常生活にまで悪影響ですので、婦人科で女性ホルモンを補う治療を受けるなどの方法を検討することも必要です。

ただし、この治療には副作用として不正出血や胸の張り、痛みなどが報告されていることも知っておきましょう。また、海外のデータを元に乳がんとの関係も指摘されてはいるのですが、定期的な健診を受けることでそのリスクを減らすことが可能です。

若い年代の人はそれだけで月経周期が安定しないことも!

特に未成年に多いのですが、月経が始まったばかりの頃にはホルモンバランスが未熟なので、月経周期が安定しないことがあります。この場合は成長するに従って安定してくるものなのですが、実はストレスなどの別の原因が隠れていることもあります。

そのため、早めに婦人科を受診しておくと対処が可能です。

月経周期が短くなるだけではなく、月経周期が長くなることもある点で卵胞期短縮症や黄体機能不全とは違いますが、月経が短くなる原因としてはストレスや更年期障害、年齢が若いことなども考えられるんですね。

過多月経など中には病気のサインもありますので、月経に関して期になることがあればやはり病院を受診しておくと安心です。

 

同じ頻発月経でも原因は違う!見分けて適切な治療を受けよう

 

以上のように、月経周期が24日以下の頻発月経でも、原因には卵胞期(低温)が短い病気である卵胞期短縮症と、黄体期(高温期)が短い病気である黄体機能不全とがあります。

妊娠を希望しない人にとっては、月経がたびたび来て大変だと思う面はあっても、健康にはそれほど大きな影響がないので、貧血や異常出血などの症状が無い限りは、無理に治療しなくてもいい病気です。

しかし、妊娠を希望する人にとっては、いずれの場合も不妊に関わるため、きちんと治療しなければいけません。卵胞期と黄体期、どちらが短くなっているのかによって治療法も変わってきますから、どちらなのかを確認しておく必要があります。

基礎体温をつければ、病院にかかる前にどちらが原因かがわかりますので、月経周期が24日よりも短い人は、まず基礎体温をきちんとつけてみましょう。繰り返しになりますが、どちらが短いかによってどの病気かがわかります。

さらに、基礎体温をきちんとつけていれば医師も状況を把握しやすいので、診察を受ける時にも役立ちます。

同じ月経周期が短いという症状が出ていても、原因も治療法も違いますので、自分がどのタイプなのかをきちんと知って、適切な治療を受けることが大切なんですね。