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朝起きれない!その症状はひょっとするとこの病気かも?

朝起きれなくて困っていませんか?「自分は朝に弱いタイプだから…」なんて諦めていませんか?実は朝起きれない原因には、生活習慣の他にも病気の可能性もあるのです。

毎日の夜更かしなどが原因で、睡眠のリズムが元に戻らなくなった「睡眠相後退症候群」・自律神経失調が原因となる「起立性調節障害」・更には肝臓が原因となって朝寝坊を引き起こす場合もあります。

原因を突き止めることで朝寝坊の対策をとることができるのです。ここでは「朝起きれない!」で困っている人に向けて、考えられる病気、原因、対処法を紹介していきたいと思います。

「朝起きれないから寝ない」はアリ?そもそも寝る必要がある理由

「朝起きれないから、どうせなら起きていよう!」なんて安易に考えたことはありませんか?けれど、睡眠には重要な役割があるのです。

睡眠が不足すると、生活の質が低下することが分かりますね。また、大脳を休ませるためにも睡眠が必要なのです。寝ている間に一日の出来事を整理して記憶する話しは有名ですよね。睡眠が上手く取れなければ大脳の情報処理能力にも悪い影響が出てしまうのです。

要するに、眠ることで大脳が上手く情報処理をして、毎日を元気に過ごすことができるのです。そのため、「朝起きれないから、寝ないでおこう」という行動は脳の働きを悪くしてしまい、結果生活の質を下げてしまうのです。

朝起きれないからと言って、寝ないのはダメなんだよ。睡眠は生活の質に直結する。しっかり眠って大脳を休ませることで、次の日も元気に過ごすことができるんだね。だから、生活の質を上げるためにも毎日キチンと眠ろう!

何が原因?寝起きが悪い人と良い人の行動の違い

それでも、寝たせいで朝起きれないのは困りますよね?そこで、寝起きが悪い人と良い人の行動の違いや原因を探り、病気が考えられる症状なども併せて見ていきましょう!

  • 寝不足で疲労が溜まっている
  • 寝る前に食事や間食をとっている
  • 寝る前にお酒を飲む
  • 平日と休日で起きる時間が違う
  • 低血圧である
  • 朝、太陽の光を浴びている
  • 朝、コップ一杯の水を飲んでいる
  • 手の届かない所へ目ざまし時計を置いている
  • 朝ごはんを必ず食べる

上記の項目を見て当てはまるものはありましたか?実は、上の5項目までが寝起きが悪い人の行動となり、下の4項目が寝起きが良い人の行動となっています。

あなたは大丈夫?寝起きが悪くなる行動

「寝不足で疲労が溜まっている」という人は、忙しくて寝る時間が無いので、朝起きれませんよね。ストレスも溜まっているので寝起きも当然、悪くなります。

「寝る前に食事や間食をとっている」「寝る前にお酒を飲む」という人は、胃が消化活動を行っている最中に寝てしまうので、睡眠の質が下がってしまいます。お酒も同様に睡眠のリズムが崩れてしまい、眠りが浅くなる原因となってしまいますよ。

「平日と休日で起きる時間が違う」という人は、睡眠のリズムを狂わしてしまいます。「休日くらい、ゆっくり寝ていたい」と思いますが、毎朝決まった時間に起きることで睡眠のリズムが出来上がるのです。休日も平日と同じ時間に起きましょう。

「低血圧である」という人は、血圧が低いと心臓から全身に血液を送り出す力が弱くなります。そうすると、朝起きるために必要なアドレナリンとノンアドレナリンという成分の分泌が遅くなるため、朝起きにくくなるのです。

低血圧を改善するには規則正しい食事・適度な日光浴・早寝早起きといった規則正しい生活リズムを身につけることが第一歩ですよ。

寝起きが悪い人の行動を整理すると、以下のようになります。

行動 原因 改善するには
寝不足、疲労 寝不足、疲労、ストレス ストレス発散、休息
寝る前の飲食 睡眠リズムが狂う 寝る前に飲食をしない
起床時間が一定でない 睡眠リズムが狂う 毎日同じ時間に起きる
低血圧 起きるために必要な成分分泌が遅い 規則正しい生活

知っておきたい!寝起きが良くなる行動

それでは、寝起きを良くするにはどうしたら良いのか、寝起きが良い人の行動から見ていきましょう。

「朝、太陽の光を浴びる」「朝、コップ一杯の水を飲んでいる」という人は、体内時計が調整され、朝の行動へスッキリ移ることができるのです。また、朝起きた時は軽い脱水症状になっているため、コップ一杯の水を飲むと、神経が刺激されて脳が目覚めてスッキリしますよ。

「手の届かない所に目覚まし時計を置いている」という人は、朝起きあがるきっかけができますよね。布団の上で手足をバタバタ動かすだけでも、脳が動いて起きれるようになりますよ。

「朝ごはんを必ず食べる」という人は、胃腸を動かすことで脳が働きます。食べることでエネルギー補給もできますし、寝起きを良くするためには朝食は必要不可欠ですよ。

寝起きが良い人の行動を整理すると、以下になりますね。

行動 ポイント
太陽の光を浴びる 体内時計を調整し、リズムを整える
コップ一杯の水 神経を刺激して脳が目覚める
手の届かない所へ目覚まし時計を置く 起き上がるきっかけ
朝ごはんを必ず食べる 脳が働く

寝起きが良い人の理想の行動は下図ですね。

太陽の光を浴びて目覚める

手の届かない所へ置いた目覚まし時計を止めに行く

コップ一杯の水を飲む(目覚まし時計の横に置いておくと忘れません!)

朝ごはん
寝起きが悪い人と良い人には、寝る前や起きた時の生活習慣に違いがあるんだね。「朝、太陽の光を浴びて、手の届かない所にある目覚まし時計を止める。そして、水を飲んで朝ごはんを食べる」のが寝起きの良い人になるポイント!

昼夜逆転生活!これって睡眠相後退症候群?

ここまでは生活習慣が原因となる「朝起きれない!」を改善する方法ですね。これからは、こういった生活習慣では改善できない、病気で「朝起きれない!」場合を紹介していきますね。

睡眠相後退症候群について知っていますか?

睡眠相後退症候群の場合は、睡眠のリズムが後ろにずれているので、夜寝れなくなり、昼に眠たくなるのです。いわゆる昼夜逆転生活になります。これは本人にとって非常に重要な用事がある時でも朝起きることができないため、社会生活に支障をきたしてしまいます。

知っておきたい!睡眠相後退症候群の治療法

治療としては、朝の高照度光療法または夜のメラトニン投与などで睡眠リズムを調節していきます。

  • 朝の高照度光療法
  • 夜のメラトニン投与

「朝の高照度光療法」とは、太陽の光と同等の光を浴びることによって体内時計を調節する治療になります。具体的には2500ルクス以上の光を浴びて身体の中の交感神経に影響を与え、身体が活発に動くようにするのです。

高照度光療法の仕組みは以下になります。

目から光をとりいれる

網膜から脳の視床下部にある視交叉上核(体内時計)へ伝わる

強い光を感じ、体内時計をリセット

更に光が松果体に伝わる

メラトニンの分泌を抑制

14時間~16時間後にメラトニンが再び分泌

眠気

「夜のメラトニン投与」とは、眠気を誘うメラトニンを服用することによって、夜眠る習慣をつける方法となります。

睡眠相後退症候群は、睡眠リズムの乱れが原因だね。夜眠れず、昼に眠たくなるので社会生活に支障が出てしまう。こんな時は、内科や心療内科を受診してみよう。朝の高照度光療法や夜のメラトニン投与で治すことができるよ。

血圧を上げる薬で治る!起立性調節障害

起立性調節障害は自律神経が関係しています。健康な人であれば、朝は交感神経活動が増えて身体を活動的にし、夜には副交感神経活動が増えて身体を休ませます。けれど、起立性調節障害の人はそうはいきません。

自律神経の日内リズムが乱れていることによって起こるのです。自律神経が乱れていると血圧は低くなり、脳血流や全身への血行が悪くなってしまうので、立ちくらみやふらつきの原因となってしまいます。

この場合は立っているよりも身体を横にした方が血流が良くなり、症状が楽になるのです。けれど、傍から見るとゴロゴロして、やる気がないように見られてしまいツライ思いをするハメになってしまうのです。

知っておきたい!起立性調節障害の治療法

起立性調節障害の治療には規則正しい生活習慣や血圧をあげる薬を服用する薬物療法があります。また、加圧式腹部バンドや圧迫ソックスなどの下半身圧迫装具を使って、血液が下半身に貯まって血圧が下がるのを防ぐ方法をとります。他にも、精神的ストレスで悪化することもありますので、心のケアも必要となります。

  • 規則正しい生活習慣
  • 血圧をあげる薬の服用
  • 加圧式腹部バンド
  • 圧迫ソックス
  • 心のケア

生活習慣の修正が難しいようであれば、子どもなら小児科、大人なら循環器科を受診しましょう。

起立性調節障害は自律神経の乱れが原因だね。規則正しい生活習慣に加えて、血圧を上げる薬の服用で治すことができるよ。他にも血流が良くなるように下半身圧迫装具を使ったり、心のケアも忘れずにね。

疲れがとれない!朝起きれない原因は肝臓

肝臓が疲れている時に身体に出やすいサインとして「朝起きれない」というコトがあります。肝臓は沈黙の臓器と言われていますので、少しのサインも見逃さずケアしておきたいですよね。そこで以下のような行動に心当たりはありませんか?

  • 食べ過ぎ
  • 飲み過ぎ
  • 睡眠不足
  • ストレス
  • 運動のし過ぎ

上記のような行動は肝臓の脂肪沈着や肝臓疲労を起こす原因となり、肝臓が疲れている可能性があります。肝臓は体内の様々な臓器とつながっているため、肝臓が疲れると全身の疲労につながりますよ。

また、肝臓は神経系に深い関係があり、機能が低下すると「疲れやすい」「昨日の疲れが残ったまま」「朝起きてもスッキリしない」といった症状が現れます。「眠れない」「熟睡できない」などの睡眠不足が起こり、昼になると眠気をもよおし、脱力状態となってしまいます。

知っておきたい!肝臓に原因がある時の治療法

「朝起きれない原因に肝臓が関係しているかもしれない」というコトを頭に入れて、生活習慣を見直していく必要がありますよ。改善方法は以下があります。

  • 肝臓に良い食べ物を食べる
  • アルコールを控える
  • 肝臓を温める
  • ストレスを溜めない
  • 適度な運動

肝臓に良い食べ物は以下がありますよ。

  • シジミ
  • 納豆
  • 豆腐
  • ごま

肝臓を温める方法は以下になります。

肝臓のある右脇腹から背中にかけて、蒸しタオルなどをあてる

タオルの温かみが無くなるまで20分程度放置
肝臓は沈黙の臓器。「朝起きれない」を軽視せずに肝臓が疲れている可能性があることも頭に入れよう。「食べ過ぎ」「飲み過ぎ」など肝臓に負担がかかることをしたら、休肝日を作ったり、肝臓に良い物を食べたりしよう!

「朝起きれない」は原因にあった対処法をとることがポイント!

「朝起きれない」原因をいろいろ見てきましたが、まとめると以下になりますね。

睡眠不足は生活の質を低くする

「睡眠」をとることが大切

けれど、「朝起きれない」

「朝起きれない」には原因がある

朝起きれない原因と言えば、「生活習慣」「自律神経」「肝機能」があげられましたね。まずは、その中の生活習慣を改善すると、起きられるようになる場合をまとめました。

起きれない原因 起きるためにするコト
寝不足、疲労 休息
寝る前の飲食 寝る3時間前には飲食をしない
起床時間がバラバラ 毎日同じ時間に起床
低血圧 規則正しい生活
遮光カーテン カーテンを開けて、太陽の光を浴びる
水分不足 起きてすぐにコップ一杯の水
布団から出れない 目覚まし時計を手の届かない所へ置く
ボーっとする 朝ごはんを食べる

これらの原因を解消しても朝起きれない場合は病院を受診しましょう。

病名 原因 治療法
睡眠相後退症候群 睡眠リズムの乱れ 高照度光療法、薬物療法
起立性調節障害 自律神経 生活習慣の改善、薬物療法
(肝臓) 肝臓の疲労、ストレス 生活習慣の改善、肝臓を労わる
医師に正確に伝えれるように、症状をメモしておきましょう。中には睡眠について詳しくない医師もいますので、しっかり話しを聞いてもらえ、検査を行ってもらえる病院を探しましょう。

日本睡眠学会のホームページには認定医の紹介もありますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

睡眠は生活の質から考えても、とっても重要なモノだよ。だから、睡眠のリズムが狂わないように規則正しい生活をしたり、ストレスを溜めないことが大切だね。仕事がない日も早起きするなんて最初はツライ。だけど早起きの習慣が付いたら、朝からたっぷり時間を使うことができるから、良いコトもあるよ。早起き頑張って!