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風邪じゃないのに鼻づまり!?考えられる3つの原因とは

日常生活を送るのに少し不便だけど、わざわざ病院に行くのも…と躊躇してしまう症状は色々ありますよね。ちょっとした咳、微熱、痛みなど、よっぽどのことが無い限り病院へ行かないという人が少なくないはずです。

鼻づまりもその1つでは?息苦しいのは気になるけどそのうち治るかな、病院に行く時間を作るのが面倒だな、その考えは要注意です!

実は、風邪をひいていないのに鼻がつまるという症状は、3つの病気によって引き起こされている可能性もあるのです。

風邪以外に鼻がつまってしまう原因、そして対処法についてチェックしていきましょう。

風邪だけじゃない!鼻づまりを引き起こす3つの病気とは

鼻づまりになってしまう原因として、すぐにイメージできるのは風邪やアレルギーではないでしょうか。しかし、鼻づまりはこれ以外の病気によっても引き起こされる症状です。

そして、その病気を放置してしまうと症状が重くなり、手術を余儀なくされてしまうケースもあります。

ですから、鼻づまりの症状にはあらゆる病気が隠れている可能性があるということを理解しておくことが大切なのですね。

風邪・アレルギー以外で鼻づまりを引き起こす原因として、次の3つの病気が挙げられます。

  • 急性副鼻腔炎
  • 慢性副鼻腔炎
  • 鼻茸(ポリープ)

そこで、この記事では3つの病気の特徴・原因・対策・治療法をご紹介していきましょう。

風邪で鼻づまりが起こるのは鼻の粘膜炎症が原因!?

そもそも、風邪をひくと鼻がつまるのは何故だか知っていますか?風邪をひいて細菌が入ると、鼻の粘膜が炎症を起こしてしまいます。

この時、粘膜が腫れあがり空気の通り道を狭めてしまうのです。

これが鼻づまりの原因ですね。また、細菌を排除しようと鼻水が分泌されるので、これも鼻づまりに繋がってしまいます。

風邪の場合は、最初は透明な鼻水が出ますが、この色が黄色っぽい物、緑っぽいものになってくればウィルスが排出されている状態ですね。

色が付いた鼻水が1週間以上続く場合は、急性副鼻腔炎である可能性があります。出来るだけ早めに病院に行って、適切な治療を受けるようにしましょう。

花粉症による鼻水は風邪と違う?その内容と対処法をチェック

鼻水が出る症状と聞いて、花粉症をイメージする人も多いかもしれません。花粉症と風邪が引き起こす症状は、鼻水等に違いがあります。

症状 花粉症 風邪
鼻水 サラサラと垂れてくる ドロっとして粘着性がある
くしゃみ 発作的に何回も出る 立て続けに出るようなものではない
目のかゆみ・充血 出る 出ない

花粉症は、植物の花粉が原因で鼻水、くしゃみ等の症状が出るものであり、アレルギー性鼻炎と分類されます。花粉が鼻やのどの粘膜に付着することで、アレルギー反応を起こしてしまうのです。

花粉症では、鼻の粘膜が炎症を起こすことで頭痛を引き起こす可能性もあります。症状の解消には、医師の診断を受け、抗アレルギー薬を処方してもらい、しっかりと治療するようにしましょう。

風邪と判断がつかず、風邪薬を服用してしまった場合でも、アレルギー性鼻炎の症状を緩和する抗ヒスタミン薬であれば、ある程度の効果が見込めます。

しかし、風邪薬には鼻炎以外の症状に対する薬効も含まれていますので、花粉症なのに風邪薬を長期間服用することはオススメできません。

鼻水で悩んでいるのであれば、一度きちんと医師の診断を受け、正しい対処をするようにしたいですね。

鼻づまりは風邪以外の病気でも起こる物なのですね。とりあえず、まずは一緒に3つの病気について知るところから始めるようにしましょう。

知識があった方が、自分の身を守れることは間違いありません。何が原因で鼻づまりが起こっているのか、きちんと把握することが大切なのですね。

原因その①頭痛や発熱も併発!?突然起こる急性副鼻腔炎とは

急性副鼻腔炎は、誰でもかかる可能性がある病気の1つです。風邪をひいて鼻の周辺にある副鼻腔に炎症が起き、膿や粘膜が溜まってしまう状態ですね。

その症状としては、次のようなものが挙げられます。

  • 黄色または緑色の鼻水
  • 鼻づまり
  • 味覚障害

また、鼻に起こる症状意外にも、次のような症状が起こることが多いですね。

  • 頭痛
  • 発熱
  • 口臭

頭痛や発熱を伴うものですから、やはり風邪ではないかと考える人が多いですね。確かに、風邪をひいただけでも副鼻腔に膿や粘膜が貯まることはあります。

しかし副鼻腔炎が風邪と違うのは、鼻腔と副鼻腔を繋ぐ自然孔が塞がってしまっているという点です。

この状態になると、自然に治癒することが難しくなってしまいます。自然治癒することもありますが、医師による治療を行わなければ症状が改善されにくい病気でもあります。

急性副鼻腔炎は投薬治療が基本!

急性副鼻腔炎は、炎症によって引き起こされているものです。この炎症は細菌によって引き起こされているものですので、殺菌性の高い抗生物質を用いた投薬治療が行われます。

使用される薬には色々ありますが、次のような薬が使用されるのが一般的ですね。

  • セフェム系
  • マクロライド系
  • キノロン系

あとは、ネブライザーで抗菌薬を直接鼻から吸い込んだり、副鼻腔に溜まった膿を吸い出したりという治療法があります。

投薬とネブライザーであれば、体に何か負担がかかる、痛みを生じる様なものではありません。

風邪をひいてしまった際、鼻水を定期的にかんで、鼻に溜めないようにしておくのも大切ですよ。

急性副鼻腔炎は風邪と似た症状なのですね。確かに、ただの風邪だと思ってしまえば病院に行きづらいかもしれません。

しかし、治療をしなければ治りにくいというのは厄介なことです。投薬で治るということですから、早めに病院に行くようにしたいですね。

原因その②急性副鼻腔炎の延長が慢性副鼻腔炎!?その特徴とは

慢性副鼻腔炎は、急性副鼻腔炎が3か月以上続いたときに診断される病気です。

慢性副鼻腔炎という病名は馴染みが薄いかもしれませんが、蓄膿と聞けば分かるのでは?慢性副鼻腔炎は、蓄膿症のことでもあるのです。

慢性副鼻腔炎は、急性副鼻腔炎の延長で起こる病気です。ですから、症状としては急性副鼻腔炎とほとんど変わりません。ウミが溜まり炎症を起こす、これが繰り返されてしまう状態です。

治療法については、急性副鼻腔炎とほぼ同様です。ただ、急性副鼻腔炎よりも長期の抗生物質服用が必要となります。

しかし、慢性副鼻腔炎になると再発しやすくなり、投薬治療だけでは十分に完治できないケースがあります。

その場合は、手術を行わなければいけないこともあります。

切開をしての手術ではなく、内視鏡手術が一般的になってきましたので、日帰りでの手術が可能です。手術時間も1時間前後と、比較的短いものとなっていますね。

しかし、手術をせずに完治できればそれが理想ですから、急性副鼻腔炎になった段階で治療が開始できると良いですね。

違和感があれば放置せず、早めに病院へ行くようにしておきましょう。

慢性副鼻腔炎が繰り返す場合は、手術をしなければいけない状態になるリスクもあるのですね。ただ、手術になったとしても、比較的短時間で行えるようです。

しかし、抗生物質の服用だけで治癒出来た方が良いのは確かでしょうから、出来るだけ早く病院で診察を受け治療を受けるようにしたいものですね。

原因その③鼻の中に水ぶくれ!?鼻茸(ポリープ)をご紹介

鼻茸(ポリープ)とは、鼻の中の炎症が慢性化して粘膜が水膨れを起こしてしまっている病気です。

この病気は、悪化してしまうと鼻の穴から水膨れが見えてしまう事もあります。そして、鼻茸が大きくなると、鼻の穴を圧迫して鼻の形が変わってしまう恐れもあるのです。

鼻茸(ポリープ)になってしまう原因としては、次の点が挙げられています。

  • 副鼻腔炎
  • 慢性的な鼻炎
  • アレルギー性鼻炎
  • 腫瘍の一部が鼻茸となる場合もある

鼻に何らかの症状が出ている様であれば、鼻茸を引き起こす可能性があると言えます。よく見られるのは、副鼻腔炎との併発です。

つまり、副鼻腔炎を放置してしまうと、それが鼻茸に繋がってしまう可能性があるというわけです。ですから、副鼻腔炎になった際は適切な治療を早めに行っておく必要があるわけですね。

薬で治すことは出来ない!?鼻茸の治療は手術が一般的!

鼻茸は、自然治癒をしない病気です。

鼻茸を治そうと思ったら、手術をするしかないという事です。しかし、上記にもありますが生活に支障が出ていないようであれば経過観察をするということでも問題ないようですね。

鼻づまりが苦しい、外から見えるのが気になる、鼻を圧迫している気がする、これらを感じるようなことがあれば、耳鼻咽喉科で手術を受けることを検討してみましょう。

鼻茸は手術しなければ治らないなんてショックですね。特に、パッと見で鼻の中に水ぶくれが見えたり、鼻の形が変わってしまったりすれば女性には厳しいことでしょう。

鼻茸が小さいうちに手術をするか、鼻茸が出来ないうちに病院に行くようにしたいですね。少しでも異変を感じれば、医師の診察を受けることをオススメします。

冬になると鼻がつまりやすい気がする…その原因は冷気!?

冬になると、風邪をひいているわけじゃないのに鼻がつまる、夜や朝決まった時間に何故か鼻がつまるといった経験ありませんか?実はこれ、ちゃんとした理由があって引き起こされている症状なんですよ。

冬の鼻づまりは冷気が原因です。冷気吸入性鼻炎とも呼ばれています。冬は寒い物ですから仕方がない、避けられない様な気もしますが、原因は分かっているわけですよね。

ですから、ある程度対策を立てることは可能なのです。

鼻づまりは自分で予防できる!?その解消方法をチェック

鼻づまりは、ちょっとしたことに気を付けるだけで予防、解消することが可能です。その方法について、簡単にご紹介していきましょう。

まずは、次の3点を押さえておくようにしたいですね。

  • 室温を適度に保ち、寒暖差をなくす
  • 湿度を保つ
  • 外出時はマスクをする

完全に予防できるというものではありませんが、この3点に注意するだけで、だいぶ予防できるはずです。

湿度を保つ方法としては、加湿器を使うことも効果的ですね。しかし、加湿器が無くても、濡れたタオルを部屋に干すだけでも加湿効果が期待できます。

フェイスタオルを干すよりも、バスタオルを干した方が当然加湿効果は高まります。お湯の入ったコップを机の上に置いておくだけでも、簡単な加湿効果は得られますのでオフィスでも試してみてください。

冬の鼻づまりは苦しいものです。ですから、自分で出来る対処法をチェックし、しっかりと予防・対策をしておきたいですね。

鼻づまりの原因が、冷気だとは知りませんでした。寒くなると鼻がつまるのは理にかなったものだったのですね。

とりあえず、加湿と室温管理で予防することもできるようです。さっそく今日から気を付けるようにしたいですね。

早期治療が重要!鼻づまりが続くなと思ったら早めに病院へ

鼻づまりは風邪だけで起こるものではありません。副鼻腔炎や鼻茸といった病気に世手引き起こされている場合もあります。

ただの風邪であれば、風邪が治れば鼻づまりもすぐに解消するはずです。しかし、いつまでも治らない、症状が長引くようであれば他の病気である可能性が高まります。

特に、急性副鼻腔炎は放置していれば慢性副鼻腔炎に、慢性副鼻腔炎は鼻茸を併発する恐れがあるものです。早い段階で治療をしなければ、どんどん症状が重くなっていくということは認識しておきたいですね。

耳鼻咽喉科へ行けば、ただの風邪だった場合でも適切な処置・治療が行われることで、早く完治させることが可能です。鼻づまりが気になるな、そう感じたら一度耳鼻咽喉科を受診してみるようにしましょう。