ブラをつけたまま寝る人必見!夜専用ナイトブラのススメ
寝るときブラつけてる?つけてない?こんな会話、女性なら今まで一度はしたことありますよね。
ブラをつけないで寝ると胸の形が崩れちゃうって聞くし・・・
でも、寝るときぐらい窮屈なブラから解放されたいし・・・
いったいどちらが正しいの?今回はこの問題に白黒つけたいと思います。
35%の人がブラをつけたまま寝ている調査結果
突然ですが、ブラをつけたまま寝ると乳がんになるリスクが高まるという、アメリカの調査結果があるのをご存知ですか?
こんな恐ろしい結果があるにも関わらず、大手下着メーカーのワコールが行った調査によると、女性の35%はブラをつけたまま寝ているそうです。
では、なぜ夜までブラをつけて寝るのでしょうか?そこには、日本人特有のある問題が隠されていました。
なんと日本人の胸は欧米人の胸に比べ、形が崩れやすいんです。
日本人の胸は脂肪の割合が大きい脂肪質タイプが多いため、形が崩れやすい
寝ている間もブラをつけてないと、胸の形が崩れてしまうんじゃないかと不安になる・・・たしかにこのような不安は、あながち間違いではありません。
乳房は主に90%の脂肪と、10%の乳腺でできています。
そこで胸のタイプは人によって乳腺が発達している乳腺質タイプと、脂肪の割合が多い脂肪質タイプの2通りに分けることができます。
欧米人の胸は乳腺が発達しているため、弾力があって形も良い乳腺質タイプが多いのが特徴ですが、日本人の胸は脂肪が多いため、柔らかくて形が崩れやすい脂肪質タイプが多いのが特徴なんです。
日本人は寝ている間に胸の脂肪が脇や背中に流れやすく、毎晩の積み重ねで形が崩れてしまう恐れがあります。そのため日頃から胸の形については、ブラでサポートするなど注意する必要があるんですね。
しかし寝るときにブラをつけない人が、60%もいることがワコールの調査でわかっています。彼女達はなぜつけないのでしょうか?
寝るときブラをつけない派の意見は「夜ぐらい締め付けから解放されたい」
ブラをつけない人の理由としては、「夜寝るときまで胸を締め付けたくない。」という意見が大半でした。
たしかに夜ぐらい窮屈な思いから解放されて、リラックスした状態で眠りたいですよね。
また、冒頭にも書いたように「ブラをつけたまま寝ると、乳がんになりやすいと聞いたから」という意見もあります。
これはいったいどういうことなんでしょうか?そこで次は、ブラと乳がんの関係について説明します。
ブラを1日中つけていると4人のうち3人が乳がんになる
アメリカでブラと乳がんの関係について、驚くべき仮説を立てた人物がいます。シドニー・ロス・シンガーとソマ・グリスメイジャーの2名です。
彼らは共同執筆した本の中で、ブラがリンパ管を締め付け、発がん性のある毒素が乳房内に留まってしまうため、乳がんを発症させるのではないかと発表しました。
通常リンパ液と呼ばれる体液が、リンパ管を使って体内を巡っています。
リンパ液には老廃物や毒素を取り除く働きがあるんですが、ブラの締め付けがこれを邪魔してしまうため、乳房に溜まった毒素ががん細胞に変化してしまうと言うのです。
彼らは自分達の仮説を検証するため、アメリカ国内で乳がんを患っている女性2,056人と、乳がんではない女性2,674人の合計4,730人からアンケートをとり、ブラの使用状況について調査しました。
ブラの着用時間 | 乳がんと診断される割合 |
---|---|
常に着用している | 3/4 |
12時間以上(寝るときは外す) | 1/7 |
12時間未満 | 1/152 |
ほとんど着用しない | 1/168 |
この結果を見ると、ブラを寝ている間も常につけている人は、4人のうち3人も乳がんと診断されていることがわかります。
それに対して、1日中ほとんどブラをつけない人は乳がんと診断される割合が少ないことから、ブラの締め付けが乳がんを発症させるという2人の仮説は間違いではないのかもしれません。
さらにブラと乳がんの因果関係については、ハーバード公衆衛生大学院が「European Journal of Cancer」誌で発表したレポートにも記載があります。
こちらは、ブラをつけない女性は普段つける女性に比べて乳がんを患っている人数が約半分だったと報告されています。
また、寝るときにブラつけない派を後押しするフランスの調査結果も見つかったので紹介しましょう。
フランスでは、ブラをつけない方が胸が育つという研究結果も!?
フランス、フランシュ=コンテ大学のJean-Denis Rouillon教授が、18~35歳までの女性330人の胸のサイズを15年間計り続ける研究を行いました。
彼がフランス紙「The Connexion」に掲載した研究論文では、実はブラをしないほうが胸は育つという発表をしたから驚きです。
その理由なんですが、ブラをしないほうが外部からのサポートがないため、胸の筋肉が自然に発達するからというわけです。
さらに彼の研究では、普段ブラをつけている女性のほうが胸が垂れてしまう結果になったとも発表しています。
この研究結果は私達が思い込んでいた認識と大きな違いがあるように感じますよね。
でも、これは欧米人に多い乳腺質タイプの胸についての研究結果です。
日本人の場合は、そもそも欧米人に比べ筋肉量が少なく胸の脂肪の割合も大きいため、垂れやすいという事になってしまいます。
どうしても胸の形が崩れるのが気になる人は、やはり寝るときにブラでサポートが必要です。しかし締め付けがきついブラは健康に良くないので、夜専用のブラをお勧めします。
現在はワコールなど下着メーカー各社が、寝ているときに胸の締め付けが気にならないナイトブラを発売しています。
夜専用のブラで寝るときは快適リラックス!おすすめナイトブラ紹介
夜専用のナイトブラには普通のブラと違い、次のような特徴があります。
- ワイヤーもフックもないので、快適なつけ心地
- 締め付けが緩やかで気にならない
- 寝た姿勢で胸の脂肪が流れるのを防いでくれる
下着メーカーでは締め付けの少ないナイトブラを販売していますので、ここで3つご紹介しましょう。
ワコールのナイトブラ
ワコールは下着メーカー大手の安心感があります。
長年、夜専用のブラについて研究してきた実績もあり、商品に確かな自信を持っています。
仰向けで寝ても、横向きで寝ても胸全体を包み込むように支えて、適正な位置に安定させます。ナイトブラが初めての人でも販売員の方に相談をして、試着をしてから購入できるので安心です。
敏感肌の人のために、オーガニックコットン素材のナイトブラも販売しています。
Viageのビューティアップナイトブラ
「ハイウエスト骨盤ショーツ」で有名なViageから出ているビューティアップナイトブラも、通販サイトでは愛用者からかなり高い評価を得ています。
バストアップの効果も得られるナイトブラで、つけるだけで「バストアップ構造」「おわん型構造」「背面スッキリ構造」という3つの着圧を施しています。
伸縮性抜群で、つけた印象はまるで重力に逆らっているようです。
三恵のナイトブラ
三恵のナイトブラの特徴はなんと言っても安いこと。
また、豊富なバリエーションカラーと、充実のサイズ展開も人気の秘密です。胸元のクロス構造が特徴的で、胸の横流れや下垂れを防ぎ、美しいバストラインをキープします。
三恵は育児や家事と両立しながら働いているママさんが集まって運営している会社なので、スタッフは女性のみ。きめ細やかなサービスで対応してくれるので、わからないことも安心して相談できます。
寝るときはブラをつけないほうが健康的!胸の型崩れが気になる人はナイトブラを
昼間にブラをつけていて、寝るときまでブラをつけてはほぼ一日中、胸元を締め付けていることになります。
先ほどもお伝えしたように、ブラはリンパ管を締め付け、毒素や老廃物を胸に溜めてしまう恐れがありますので、健康面を考えるとあまり良いものではありません。
寝るときぐらいはブラを外したほうがいいですが、日本人の胸は形が崩れやすい脂肪質タイプが多いので、どうしても気になる人はナイトブラをお勧めします。