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兵庫県(神戸市)のユニークな病院!国内最大の医療産業クラスター

兵庫県(神戸市)のユニークな病院!国内最大の医療産業クラスター

兵庫県の病院は、神戸市に多く集中しています。

そのなかでも特に目を引くのが、神戸ポートアイランド。ポートアイランドにはプラネタリウムのある科学館、アイススケートやプールなどが楽しめるスポーツセンターに、IKEAなどのショッピングを楽しむ施設まで集まっています。

しかしポートアイランドには、また別の一面が・・・。ポートアイランドは、世界初となるips細胞を利用した網膜シート移植手術を実施、国家戦略特区として指定されるなど、国内最大の医療産業クラスターに成長中という面も持ち合わせています。

医療センター駅周辺には、研究機関や医療関連企業、病院が集まっており、メディカルクラスター(高度専門病院群)を形成。ここではそんなポートアイランド内にある神戸市立医療センター中央市民病院と兵庫県立こども病院について紹介していきます。

また世界初・国内唯一の治療装置の設備を有している、兵庫県立粒子線医療センターについてもお伝えします。

救命救急センター全国第1位!神戸市立医療センター中央市民病院

神戸市立医療センター中央市民病院は、海風が心地いいポートアイランドにあります。神戸市の基幹病院でもあり、「断らない救急医療」や手術支援ロボット導入などの「高度医療」、「地域との連携強化」に力を入れています。

それでは神戸市立医療センター中央市民病院(以下、神戸中央市民病院)の特徴を確認してみましょう。

神戸中央市民病院の特徴
  • 救急医療の充実
  • 幅広いチーム医療
  • 高度専門医療

神戸中央市民病院では医師や看護師、薬剤師などがチームとして治療を行えるように、高度専門医療センターを新設しました。センターは次の6つです。

高度医療専門センター
  • 心臓センター
  • 脳卒中センター
  • がんセンター
  • 感染症センター
  • 移植・再生医療センター
  • 成育医療センター

そのほかの特徴も詳しく見ていきましょう。

救命救急センター全国第一位!神戸中央市民病院の取り組み

神戸中央市民病院は厚生労働省が行う「全国救命救急センター評価」で、全国に266カ所※ある救命救急センターのなかで第一位に選ばれました。

※平成28年度は279カ所

神戸中央市民病院は平成26年から3年連続で「全国救命救急センター評価」第一位に輝いています。

神戸中央市民病院では「断らない救急」を実践。そのため救命救急センターでは、施設の配置についても工夫をしています。

1階には救命救急センターと映像医学部門を配置、フロア間の移動なしで検査を実施できます。そして1階から4階の手術部門へと繋ぐ直通エレベーターも用意。これにより迅速な院内移動が可能になりました。

院内には救急病棟 ・E-ICU ・CCU ・第2救急病棟・MPUを設備。18床ある手術室は、そのうちのひとつを緊急専用として確保しています。

神戸市立医療センター中央市民病院の基本情報
住所 兵庫県神戸市中央区港島南町2-1-1
最寄り駅
(所要時間)
医療センター駅
(徒歩で約3分)
看護部HP 神戸市立医療センター中央市民病院 看護部
病床数 約700床

救急医療や高度医療に取り組み、実績を上げている神戸中央市民病院は看護師の教育制度も充実。キャリアアップのために院外研修や派遣・留学制度などを設けています。

世界初・国内唯一の治療装置設備!兵庫県立粒子線医療センター

兵庫県立粒子線医療センターは、世界初の二種類の粒子線治療が行える施設です。

同様の施設は2015年末時点で世界に4施設のみ。

粒子線治療装置は体内の奥深くにある病巣部に集中的に粒子を放射します。粒子線治療は放射線量の照射範囲を狭めることができるため、周辺組織の副作用が軽く済む治療法です。

兵庫県立粒子センターの特徴は次のとおりです。

兵庫県立粒子センターの特徴
  • 世界初の治療装置を設備
  • がん医療の最先端
  • 名医が在籍

続いては兵庫県立医療センターの「がん治療の名医」についてお伝えします。

頭頸部がんの名医!「メスを使わない治療」でがんに挑む

「メスを使わない治療」でがんに挑んでいるのは、兵庫県立粒子線医療センターの不和信和医師。

不和医師は日本初の公立がん専門病院である愛知県がんセンターに23年間勤務。その間、放射線治療を軸にして抗がん剤の処方・投与を自ら行うなど、工夫を凝らしてがん治療に挑んできました。

そのなかで出会ったのが「副作用が軽い」「体を切らない」陽子線治療。

この陽子線装置を民間で初めて導入したのは、不和医師が当時センター長を務めていた南東北がん陽子線治療センターです。

最新治療の先頭に立つ不和医師は、テレビや書籍などのメディアでも注目されています。

兵庫県立粒子線医療センターの基本情報
住所 兵庫県たつの市新宮町光都1-2-1
最寄り停留所
(所要時間)
バス停「粒子線医療センター」
看護部HP 兵庫県立粒子線医療センター 看護部
兵庫県立粒子線医療センターは播磨科学公園都市内にあります。播磨科学公園都市には「先端科学技術基盤を活かしたものづくり産業」が集結。世界的な科学技術が集積している科学公園都市には天文台などの観光施設、教育機関などもあるんですよ。

全国2番目の小児高度専門病院!兵庫県立こども病院を紹介

兵庫県立こども病院は神戸ポートアイランドの中央に位置する、全国で2番目に開設された小児の高度専門病院。総合周産期母子医療センターや小児救急医療センター、小児がん医療センター、小児心臓センターを開設し、小児医療の最先端を走っています。

兵庫県立こども病院の特徴は次のとおりです。

兵庫県立こども病院の特徴
  • 全国2番目の小児高度専門病院
  • チーム医療
  • 成育医療を実施

それでは、兵庫県立こども病院の備える病院機能を確認してみましょう。

患者をトータルで支える医療を目指す!こども病院センターとしての機能

兵庫県立こども病院には、次の6つの病院機能があります。

6つの病院機能
  • 総合周産期母子医療センター
  • 小児救急医療センター
  • 小児がん医療センター
  • 小児心臓センター
  • 予防接種センター
  • 地域医療支援病院

それでは、各センターの機能をもう少し確認してみましょう。

兵庫県立こども病院は設立当時から周産期医療に関わってきました。

平成6年には産科を開設、平成12年になると総合周産期母子医療センターに指定され、現在では全国屈指の周産期医療機関となっています。

小児救急医療センターは4つの役割を挙げています。

小児救急医療センターの役割
1、病気・けがをしたこどもをいつでも受け入れる
2、最終病院として重症のこどもなどを確実に受け入れる
3、医療関係者や学生の教育を行う
4、病気や事故を予防するために、家族への教育や支援を担う

厚生労働省から「小児がん拠点病院」に指定されている兵庫県立こども病院。小児がん医療センターは集学的治療※と他施設との連携に取り組んでいます。

集学的治療とは

がんの治療法としては、主に、手術治療、放射線治療、薬物療法などがありますが、これらを単独で行うのではなく、がんの種類や進行度に応じて、さまざまな治療法を組み合わせた治療を行う場合があります。これを集学的治療といいます。治療法の組み合わせによって、予想される副作用や治療期間も異なるため、担当医によく確認しておきましょう。
引用元:国立がん研究センターがん情報サービス

兵庫県立こども病院の小児心臓センターでは、「周産期医療」「救急医療」「成育医療」「カテーテル治療/低侵襲治療」の4つを大きな柱として診療体制を整えています。

また、予防接種センターや地域医療支援病院として地域の医療活動にも貢献しています。

兵庫県立こども病院の基本情報
住所 兵庫県神戸市中央区港島南町1-6-7
最寄り駅
(所要時間)
南公園駅
(徒歩で約5分)
看護部HP 兵庫県立こども病院 看護部
病床数 約290床
兵庫県立こども病院は、こどもの成長や発達を支援するために院内学級を設置しています。学部は小学部と中学部。また学級だけでなく、小学生未満のこどもには病棟保育を実施しています。入院生活のなかであっても「子どもらしい体験」ができるように、兵庫県立こども病院では心のこもった配慮をしているようです。

国内最大の医療産業クラスターを目指す兵庫県に注目!

兵庫県、特に神戸市には医療の最先端に挑む病院が集まっています。

神戸中央市民病院は救命医療の水準が高く、3年連続で「全国救命救急センター評価第1位」に選ばれています。

世界初・国内唯一の治療装置があるのは、兵庫県立粒子線医療センター。がん治療の名医も在籍している、がん治療の最先端をいく医療センターです。

兵庫県立こども病院は全国で二番目の小児高度専門病院。兵庫県の枠を超え県外広域の小児医療の「最後の砦」として、レベルの高い医療を目標に掲げています。

国内最大の医療産業クラスターを目指す兵庫県の取り組みに、これからも注目です。