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東京都で注目の病院3院!ロボット支援手術・ESDの名医など

東京都で注目の病院3院!ロボット支援手術・ESDの名医など

日本の首都、東京には最先端の医療を行う病院がたくさんあります。たとえば「手術支援ロボット」という言葉を聞いたことはありませんか?実はそのロボットを用いた手術は東京医科大学病院が国内トップの実績をあげているんですよ。

また、TBS系列のテレビ番組「情熱大陸」などのメディアで取り上げられるなど、注目を集めている名医も東京に。NTT東日本関東病院の大圃研医師はESDの第一人者として、現場に立つだけでなく国内外での指導にもあたっています。

そして、東京には日本で「最大規模の小児・周産期・母性医療を専門」とする、国立高度専門医療センターも。国立成育医療研究センター病院は国内だけでなく、世界の小児・周産期医療をリードするとしています。

この記事では、東京で注目したいユニークな病院を3院紹介します。

手術支援ロボット「ダヴィンチ」症例数国内トップ!東京医科大学病院

東京の新宿区に位置する東京医科大学病院は、ロボットを用いた手術を積極的に行っています。その症例数は国内トップを誇っているんです。また、同病院の救命救急センターは災害医療派遣チーム「東京DMAT」の一員としても活躍しています。

東京医科大学病院の特徴をみていきましょう。

東京医科大学病院の特徴
  • 手術支援ロボット導入
  • チーム医療への取り組み

東京DMAT(Disaster Medical Assistance Team)は日本で初めての災害医療派遣チームです。基本的には1チームにつき医師が一名、看護師等が2名の構成となっています。「防ぎえた死も多かった」といわれている阪神大震災を教訓に、都民の命を守るために設立されました。

続いては、手術支援ロボット「ダ・ヴィンチ」について紹介します。

5つの診療科でロボット支援手術を実施!

東京医科大学病院の特徴として、特に目を引くのが手術支援ロボットの導入です。泌尿器科、呼吸器外科、消化器外科、産科・婦人科、頭頸部外科・耳鼻咽喉科の5つの診療科で手術支援ロボット「ダヴィンチ※」による手術が行われています。

東京医科大学病院は国内症例の約1,000件中651件の「ダヴィンチ」手術を行った実績があります。(2011年9月時点)まさに手術支援ロボットの最先端を走っているといえますね。

手術支援ロボット「ダヴィンチ(ダヴィンチサージカルシステム)」とは

アメリカ軍が戦地で負傷した兵士を遠隔治療するため、メーカーに依頼して開発されたロボット。医師は患部の立体画像を確認しながら、遠隔操作でアームを操り手術を行う。傷口が小さいため術後の疼痛が少なく、回復が早いなどのメリットがある。

「ダ・ヴィンチ」生みの親であるアメリカでは、前立腺がん手術の90%以上がロボット支援手術によるものといわれています。

日本の今後のロボット支援手術の活躍にも期待です。

東京医科大学病院の基本情報
住所 東京都新宿区西新宿6-7-1
最寄り駅
(所要時間)
JR「新宿駅」
(西口より徒歩10分)
病院HP 東京医科大学病院HP
病床数 約1,000床

医療現場ではドローンの活躍も注目されています。2016年、ルワンダではドローンによる輸血用血液の輸送が行われました。アフリカなどは妊産婦死亡率が高く、死因は出血によるものが多いです。ドローンの登場により地理的に血液輸送が困難な地域であっても、効率的に輸送を行うことが期待されています。

情熱大陸も注目ESDの名医がいる病院!NTT東日本関東病院

NTT東日本関東病院は名前のとおり、NTT東日本の直営病院です。電子カルテなど最新鋭の機器や設備を用意し、高度先進医療を提供しています。まずはNTT東日本関東病院の特徴を確認してみましょう。

NTT東日本関東病院の特徴
  • ESD(※1)の名医が在籍
  • JCI(※2)国際認定
  • 院内にタニタ食堂設置
※1:ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)とは

早期がん治療のために行われる内視鏡を使った治療法。開腹を行う外科手術よりも、患者の体への負担が少なく、短時間で治療が完了する。

※2:JCIとは

国際版の病院評価機構。世界各国でハイレベルな医療の安全と質の改善に取り組んでいる病院が受けられる認定。

それでは、NTT東日本関東病院の特徴を詳しく紹介していきます。

ESDの名医!各種メディアも注目の大圃研医師

従来の外科手術に比べて、患者負担が少ない画期的な治療法ESD。その名医がNTT東日本関東病院にいます。胃・食道・大腸の治療はそれぞれ専門に分かれますが、大圃(おおはた)医師は3つの治療を全てこなすオールラウンダー。

情熱大陸(MBS毎日放送)で取り上げられた際は、「その腕前は「外科手術をしても人口肛門になる」と宣告された患者にメスを入れる事なく、4~5日程で社会復帰させるほど」と技術の高さが評されています。

大圃医師は非常勤として一般病院に9年間勤務。指導者を持たずに自ら新しい内視鏡治療を模索していき、やがて技術の高さを評価されてNTT東日本関東病院の内視鏡センター医長に就任しました。

大圃医師率いるチームのESD治療数は613例(2014年)で、国内のみならず世界一の治療成績。

その技術を学ぶために多くのスタッフが大圃医師の元を訪れています。大圃医師自身も教育に積極的な姿勢を持っており、国内外でESDの指導を行っています。

NTT東日本関東病院の基本情報
住所 東京都品川区東五反田5-9-22
最寄り駅
(所要時間)
JR・池上線「五反田駅」
(徒歩で約8分)
病院HP NTT東日本関東病院
病床数 約600床

内視鏡治療などを行う消化器内科についてもっと知りたい人は「消化器内科は臓器全てが対象!看護師として求められるスキルとは」をご覧ください。

日本で最大規模の小児等専門センター!国立成育医療研究センター

国立成育医療研究センターは小児・周産期・母性医療を専門としている、国内最大規模にして唯一の国立高度専門医療センター。小児に関わる幅広い診療科がそろっています。

それでは国立成育医療研究センターの特徴を確認してみましょう。

国立成育医療研究センターの特徴
  • 小児・周産期医療の最先端
  • 成育医療を実施
  • 東京都こども救命センター※に指定
東京都こども救命センターとは

都内でほかの医療機関では救命治療が難しい小児重篤患者の受け入れ要請があった際に、必ず小児患者を受け入れて救命治療を行う施設のこと。

つまり東京都こども救命センターは、小児を専門とした高度な治療を実施する医療機関のことです。

都内には26カ所の「救命救急センター」と4カ所の「東京都こども救命センター」があります。小児重篤患者が発生した際は最寄りの「救命救急センター」にて治療を実施。救命治療が難しい小児重篤患者の場合、頼みの綱となるのが「東京都こども救命センター」です。

まさに東京の小児救命治療の要ということができますね。

PICU・NICU・GCUを設置!国内小児医療の最先端

国立成育医療研究センターは「成育医療」を実施していて、胎児から新生児、乳児、幼児、学童、思春期、成人となり、やがて次の命を育んでいく過程を総合的・継続的に診ていきます。

そのため小児内科系や小児外科系だけでなく胎児性診療科や母性内科など、成育医療に関わるあらゆる診療科を備えているんです。

また新生児科にはNICU・GCUを設置していて、入院患者は日本全国から集まります。PICU(小児集中治療室)も設置し、救命救急と周術期を対象に治療を行っています。

国立成育医療研究センターの基本情報
住所 東京都世田谷区大蔵2-10-1
最寄り駅
(所要時間)
小田急線「祖師ヶ谷大蔵駅」
(徒歩で約15分)
病院HP 国立成育医療研究センター
病床数 約490床

国立成育医療研究センターは、医療型短期入所施設「もみじの家」や「ドナルド・マクドナルド・ハウス」など、病気の子どもや家族が利用できる施設を用意。子どもだけでなく、家族のサポートも大切にしています。

高度医療の最先端が集まる東京!

東京には高度医療の最先端が集まっていましたね。

東京医科大学病院はロボット支援手術の国内症例数トップを誇っています。また現在はDMATを配備する県も多いですが、その始まりは東京DMAT。同病院は東京DMATの一員として災害医療支援にも取り組んでいます。

東京には国内外で活躍するESDの名医も。大圃医師の指導者を持たずに、独自で治療法を模索し続ける姿勢には志の高さを感じますね。

そして、日本国内で最大規模の小児等専門センターも東京に。東京都こども救命センターでもある同センターは、子どもを持つ都民にとって心強い存在です。

これからも最先端医療の集まる東京から目が離せません。