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ブロッコリーはガンや発達障害にも効果的!この効能は知らなきゃ損!

緑黄色野菜の代表格のひとつ、ブロッコリー。その濃い緑色は、まさにビタミンカラー!そんな見るからに身体に良さそうなブロッコリーですが、もちろん見た目だけではありません!

ブロッコリーは、基本的な栄養素だけでもじゅうぶん健康効果のあるお野菜ですが、解毒作用や肝臓への効果など、さらなる効能も次々と発見されています。

しかも、最新の研究では、自閉症などの発達障害にも効果があることが分かったんです。

このように、とどまるところを知らないブロッコリーの能力を、たくさんご紹介します。ぜひ、あなたの健康にもお役立て下さいね。

どんな歴史や栄養があるの?知っておきたいブロッコリーのすべて

いろんなお料理に使われていて、私たちにはすっかりおなじみのブロッコリーですが、ここで改めて基本的な情報を復習しておきましょう。

ブロッコリーの歴史

アブラナ科アブラナ属に分類される野菜であるブロッコリーは、実はキャベツの仲間です。

収穫前のブロッコリーは、丸まる前のキャベツのような大きな葉っぱに覆われていて、その姿を見ればブロッコリーがキャベツから進化したことがよく分かります。

ブロッコリーの原産地は現在のイタリア周辺、特に地中海沿岸と考えられています。なんと古代ローマの時代から、すでに彼の地の人々に食べられていたと言われています。

でも私たち日本人がブロッコリーを口にするようになるのは、そのずっと後のことです。

本格的に栽培されるようになったののは、第二次大戦以後のことです。

というわけで、ブロッコリーが今のように日常的に口にされるようになってから、まだ半世紀も経っていないのです。

ブロッコリーの種類

一般的なブロッコリーの他にも、ちょっと変わった仲間もいるのでご紹介します。

種類 特徴
茎ブロッコリー 細長くて茎が細く、柔らかくて甘みがある
ブロッコリースプラウト ブロッコリーの芽
有効成分スルフォラファンが豊富
ロマネスコ 形が変わっていて、日本ではまだ珍しい

ちなみに、形がそっくりなカリフラワーも、ブロッコリーが突然変異したものなんですよ。

ブロッコリーの栄養

ブロッコリーが栄養豊富なことは、きっと皆さんご存知でしょうが、一通り基本的な栄養素を挙げておきます。

  • 炭水化物
  • たんぱく質
  • ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK
  • βカロテン
  • 葉酸
  • カルシウム
  • 鉄分
  • マンガン
  • 食物繊維

様々な栄養素がバランスよく含まれていますが、中でもうれしいのはビタミン類が豊富なこと。

特にビタミンKは、ブロッコリー100gあたり100㎍以上と大変豊富に含まれており、骨粗鬆症や動脈硬化の予防に効果的です。また、ビタミンCやビタミンEは美白、美肌、アンチエイジング効果などで知られています。

ブロッコリーは、美容や健康のためには欠かせない食品なんですね!

今ではスーパーで年中手に入り、食卓の彩りとして欠かせないブロッコリーですが、日本で食べられるようになってからまだ歴史が浅いのですね。

ブロッコリーが苦手という人も多いですが、ビタミン類やミネラル、食物繊維などバランスよく含まれていて美容や健康にはとても良いですから、調理法を工夫して積極的に食べたい野菜です。ペースト状にしてパスタソースにしたりパンに塗ったりすれば、苦手な人でも食べやすいですよ。

ブロッコリーでデトックス!身体の中からきれいにして若返ろう!

種類のところでも少し触れましたが、ブロッコリーの芽であるブロッコリースプラウトには、大きな健康パワーが秘められています。

そんなスプラウトに含まれる有効成分は、「スルフォラファン」と呼ばれています。

スルフォラファンって何?

あまり聞き慣れない成分である、スルフォラファン。

スルフォラファンとは、植物に含有される化学成分であるファイトケミカルの一種で、ブロッコリーやブロッコリースプラウトに含まれている有効成分です。

スルフォラファンは、もちろん普通のブロッコリーにも含まれていますが、その量はとても少なく、スプラウトの方に多く含まれています。

このスルフォラファンに関する研究がいくつも行われる中で、大変素晴らしい健康効果が数多く発見されました。たとえば、

  • 解毒作用
  • 抗酸化作用
  • 花粉症抑制
  • ピロリ菌除菌
  • 悪酔い軽減
  • 内臓脂肪の蓄積を抑制するダイエット効果

というような効果があることが分かっています。特に注目したいのは、その優れた解毒作用。以下に詳しくご紹介します。

スルフォラファンでガン予防!

解毒作用とは、体内の毒を排出して身体の中をきれいにする仕組みのこと。身体の中の毒素がなくなれば、様々な効果が現れます。その中でもまず挙げられるのが、がん予防に関する効果です。

普通に生活しているだけでも徐々に体内に溜まっていってしまう毒素を、スルフォラファンが排出するよう促してくれます。それによって、発がんリスクを下げられるわけですね。

スルフォラファンでデトックス!

スルフォラファンの抗がん作用についてお伝えしましたが、スルフォラファンの解毒作用によって得られる効果は、まだまだいろんなものがあります。

解毒作用とは、いわゆるデトックス効果でもあり、以下のような女性にうれしいいろんな作用が期待できます。

  • 冷えや肩こりの解消
  • 美肌
  • ダイエット効果

ガンが防げるだけでなく、こんなにいろいろな美容効果まで期待できるなんて、特に女性はブロッコリーやスプラウトを積極的に摂りたいものですね!

ブロッコリーもビタミン豊富で優れた食材ですが、より高い美容健康効果を得るためには新芽であるスプラウトを食べる方がよいのですね。スプラウトはカイワレみたいな見た目ですが、辛みはなくておいしいですよ!

スプラウトに多量に含まれるスルフォラファンという物質が、解毒作用や抗酸化作用を持ち、そのおかげでガン予防もできるということなのですね。

発達障害にお悩みの方、必見!ブロッコリーは自閉症にも有効

次にご紹介するのは、これまた新しい研究によって明らかになったブロッコリーのパワーです。ブロッコリーは、身体を健康にするだけではなく、発達障害にも効果があることが分かったんです!

今回の研究で効果が確認されたのは、正確には「自閉症スペクトラム障害(ASD)」という発達障害の中のいくつかの症状です。

自閉症とは?

研究をご紹介する前に、自閉症スペクトラム障害とはどんなものなのかを、簡単にご説明します。

ニュースなどで取り上げられることも増えましたが、自閉症と聞くと「心を閉ざした人」というイメージを持つ人もまだまだ多いです。でも、そうではありません。

自閉症スペクトラムは、発達障害の一種なので、先天的な障害です。親との関係や環境などとは無関係のものです。

研究が発展途上なので、その概念がはっきりとしない部分はあるのですが、大まかに言うと

  • 対人関係の形成が難しい「社会性の障害」
  • ことばの発達に遅れがある「言語コミュニケーションの障害」
  • 想像力や柔軟性が乏しく、変化を嫌う「想像力の障害」

というように、スムーズな人間関係やコミュニケーションを取ることが苦手な人々のことなのです。

スルフォラファンでコミュニケーション力アップ!

さて、そんな自閉症スペクトラムに、スルフォラファンがどのように効いたのでしょうか。

研究結果によると、自閉症の中心的な症状である、他人との交流や言語コミュニケーションの障害が改善されたという結果が見られました。

このメカニズムはまだ明らかになっていませんが、スルフォラファンが身体への健康効果だけでなく、コミュニケーション能力までアップさせてくれる成分であるとして、大いに注目されています。

この研究に使われたスルフォラファンは、一般のブロッコリーではなくスプラウトから抽出されたものなので、自閉症スペクトラムへの効果を期待したいならば、やはりスプラウトがおすすめです。
言語コミュニケーションや社会交流の困難さが自閉症の主要な症状ですが、これらをスルフォラファンが改善したという研究成果があるのですね。

なぜスルフォラファンが自閉症の症状にまで効くか、そのメカニズムがまだよく分かっていないのが残念なところです。とても興味がある人も多いでしょうし、早くメカニズムが解明されるといいですね。

美も健康もコミュニケーション力も!ブロッコリーにすべてお任せ

たっぷり光合成した緑色が、いかにも身体によさそうなブロッコリーですが、本当にいろいろな健康効果が科学的に認められていることが分かりましたね。

もちろん普通のブロッコリーだって様々な栄養素と効能を持っていますが、有効成分スルフォラファンをたっぷりとるためには、スプラウトも時々食べるようにすると良いですね。

ガンを防いでデトックスできて、コミュニケーション力もアップできれば、もう怖いものなし。ハンバーグの付け合わせのブロッコリーも残さず食べて、美と健康を手に入れましょう!

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