保育園看護師の魅力!子どもの笑顔に癒され週末も休める

「そろそろ夜勤をする体力がなくなってきた」「規則正しい生活を送ってプライベートを充実させたい!」と考えている看護師は多いのではないでしょうか。働く女性にとって、ワークライフバランスをどうとるかは重要なポイントですよね。
そこでおすすめしたいのが保育園看護師です。子どもが好き!ゆとりをもって働きたい!という人にぴったりの職場です。夜勤がないので体の負担が少ないですし、土日祝日は休みなのでプライベートを充実させることもできます。
ここでは保育園看護師の仕事内容や給料、メリット・デメリット、転職のポイントなどを紹介します。
保育園看護師の気になる仕事内容と給料事情!保育者の役割もある職場
保育園で働く看護師は医療者と保育者の両面を兼ね備えています。子ども好きにとっては、医療者として働きながら子どもと関われる嬉しい職場です。
保育者の一面も備える保育園看護師は、室内にこもらず子どもと外で遊んだりもします。お花見や遠足、運動会など四季に合った行事は保育園看護師ならではの楽しみです。子どもと一緒に思い出を作りながら働けるなんて素敵ですよね。
それでは保育園看護師の仕事内容と給料を確認してみましょう。
保育園看護師の仕事内容と役割を紹介!疑問を解決します
保育園看護師の仕事内容は大きく3つに分けることができます。園児に関する仕事、保護者に関する仕事、指導者としての仕事です。それではそれぞれの仕事内容を確認しましょう。
- ケガの応急処置
- 子どもと遊ぶ
- 保護者のサポート
- 子どもの健康相談
- 服薬管理
- 健診業務(準備、サポート、フォロー)
- 健康管理(健診、検温)
- 健康指導(手洗い・うがい・食生活)
- 衛生環境の整備や安全対策
- 健康だよりの作成
ある保育園看護師の1日のタイムスケジュールを紹介します。
時間 | スケジュール |
---|---|
8:30 | 出勤、ミーティング |
8:45 | バイタルチェック |
9:00 | 健康指導、保育補助 |
11:00 | 園児の昼食、食事介助、服薬管理 |
11:45 | お昼寝の時間 |
12:00 | 職員の昼食、休憩時間 |
13:00 | 健康だよりなど書類作成、衛生環境の整備や安全対策の企画立案 |
14:30 | 園児起床、バイタルチェック |
15:00 | おやつ、食事介助 |
15:30 | 健康指導、保育補助 |
17:30 | 退勤 |
保育園看護師は看護師としての仕事に加えて保育者としての仕事もあります。保育園によって保育補助の割合は少なかったり多かったりと違いがあるようです。
保育園看護師の給料事情は?病院勤務の給料と比較
保育園で働く場合、病院勤務に比べて給料が低くなるのか気になる人は多いのではないでしょうか。
確かに保育園勤務では病院勤務に比べて給料が下がります。その大きな理由は夜勤がないためです。ですが夜勤がない割には給料がいいと感じている看護師も多いんですよ。
実は給料については保育園によって、ばらつきがあります。低いところでは20万円、高いところでは35万円以上とかなり高額になる場合もあります。
それでは保育園と夜勤を含む場合と含まない場合の病院の月給例を比較してみましょう。
勤務先 | 月給 |
---|---|
私立保育園 | 270,000円~300,000円 |
病院(夜勤を含む) | 292,300円~325,700円 |
病院(夜勤を含まない) | 254,583円 |
夜勤を含まない場合の月給例は正規職員で非管理職の平均給料です。表を見てわかるように、日勤のみで働いている看護師は私立保育園で給料アップできる可能性もあるのでおすすめです。
上記の保育園求人は土日祝休みで年間祝日122日、勤務時間は9:00~18:00(休憩1時間)です。
夜勤がなく、休日もしっかり休めるなんて魅力的ですよね。
保育園のメリット・デメリット!給料とプライベートどちらを重視するか
保育園看護師のメリットは自分のやり方で仕事をできるところ、デメリットは医療行為を行わないため看護技術の維持がしづらいことです。
メリットとデメリットのどちらを選ぶかは人それぞれです。判断基準が多いに越したことはないので、その他のメリット・デメリットも紹介していきます。
- 夜勤がない
- 子どもの成長を見守ることができる
- 自分のやり方で仕事ができる
夜勤がなく規則正しい生活を送れるというのは、看護師にとっては魅力的なメリットですよね。健康管理や衛生指導など、自分のやり方で仕事ができるのも嬉しいポイントです。次はデメリットについて紹介していきます。
- 給料が低くなる
- 責任感が必要
- 医療行為を行わない
保育園は基本的に看護師が一人しかいないため責任感が必要です。給料については上記で説明したように、夜勤がない分低くなる傾向にあります。また医療行為を行わないため、看護技術が落ちるなどのデメリットがあります。
看護師資格があればすぐ働ける保育園看護師!小児科経験も必要なし
看護師が保育園で働くときに気になるポイントは次の2つです。保育士資格は必要なのか、小児科での経験は求められるのかです。
看護師が保育園で働くために、保育士資格は必要ありません。
保育園によっては看護師としての業務だけでなく、保育者としての業務を伴うこともあります。保育者としての業務が多い場合は保育の知識を活かせるので、余裕があれば保育士資格を取得するのもおすすめです。
小児科での経験があれば転職に有利になることもありますが、必須ではありません。小児科に勤めた経験がなくてもそれが不利になることはないので安心してください。
准看護師も保育園での勤務が可能に!平成27年より配置基準変更
平成27年3月に厚生労働省は「保育所等における准看護師の配置に係る特例」について通知しました。
通知は乳児4人以上を入所させる保育所の場合、当分の間は看護師や保健師に加えて准看護師も保育士(職員)として算定できるという内容です。
平成27年以前は職員として算定されるのが看護師や保健師のみとされていましたが、通知によって准看護師も保育所の職員として働けるようになりました。
基本的に保育園看護師は1人しか配置されない場合が多いです。責任の重さはデメリットでもありますが、実は准看護師ならではのメリットでもあります。
准看護師は病院勤務の場合、給料面などさまざまな場面で待遇の差を感じることがあります。ですが保育園の場合は医療従事者が1人なので、そのような待遇面の差がでることもありません。
保育園への転職のポイント!研修制度の確認と園見学は忘れずに
保育園看護師について紹介したところで、次は保育園看護師になるために知っておきたい転職のポイントを紹介します。
転職先を探すコツは次の3つです。
- 保育園見学をする
- 研修制度を確認する
- 勤務条件が希望に合っているか確認する
保育園によって教育方針や雰囲気はかなり変わってきます。
なので園見学と研修制度の確認は必ずしましょう。保育園によっては看護師と保育者の仕事が半々なところ、看護師業務に専念できるところなどの違いがあるので、どういう働き方をしたいのかしっかり考えることが大切です。
とはいっても、保育園見学の交渉や研修制度の確認をして、希望に合った職場を一人で探すのは大変ですよね。
転職サイトに登録すれば、自分の代わりに見学や待遇の交渉をしてくれます。また、園の規模や自分の希望する保育園の詳細を伝えておくと、希望に合った求人を紹介してくれるのも嬉しいポイントです。
子ども好きでプライベートを充実させたい人は保育園への転職を考えよう
保育園看護師は、夜勤がなく土日も休みなのでプライベートを充実できます。また入園から見守ってきた子どもたちが卒園式を迎えるときの感動は、病院勤務では味わえない保育園看護師ならではの魅力です。
看護師資格以外に必要な資格はないので、すぐに転職できるのも嬉しいポイントですね。
保育園看護師が気になった人は転職サイトに登録し、自分に合った保育園を探してみてはいかがでしょうか。