患者さんへの愛あふれる活動を行う!千葉県の病院を紹介
千葉県にはユニークな取り組みを行う病院があります。
オーククリニックフォーミズ病院では産婦人科に力を入れており、ヨーロッパをイメージした病室を設置しています。また入院中のエステやディナー、ケーキなど「愛」をテーマとした取り組みを行っているのです。
医療法人社団ふけ会富家千葉病院はナラティブホスピタルとして、患者さんの人生を物語にする活動をしています。患者さんの人生を知り、その人生を言葉や形にして患者さんの生きがいを高めているのです。
この記事では「オーククリニックフォーミズ病院」と「医療法人社団ふけ会富家千葉病院」を紹介します。
まるでホテルのようなサービス提供!オーククリニックフォーミズ病院
オーククリニックフォーミズ病院は産婦人科に力をいれ、お母さんや赤ちゃんが安心して妊娠・出産を迎えられる環境を整えています。
特に分娩のために入院する患者さんの病室は、全室トイレ付きの個室。ヨーロッパをイメージした部屋にはクラシック調のベッドやテーブル、シャンデリアなど細部までこだわりが詰まった家具で構成されています。
またオーククリニックフォーミズ病院の患者さんは、エステやディナーなどのサービスを受けることができるのです。
サービス内容について詳しく見ていきましょう。
出産のお祝い!より思い出深いイベントにするためのプレゼント
オーククリニックフォーミズ病院では、出産を迎える患者さんにさまざまなサービスを提供しています。
女性にとって妊娠・出産は人生の一大イベント。
病院スタッフは、患者さんの出産がより思い出深いものになるよう取り組んでいるのです。主なサービスは次のとおり。
- ブランドエステ
- ディナー
- ハッピーケーキ
- 産声CD
- 足型
- ミネラルウォーター
- バスタオル
それぞれ詳しく見ていきましょう。
患者さんは産後のお肌を美しい流れに導く、最高級ラインのブランドエステを受けることができます。エステ専用の部屋も用意されており、患者さんの産後疲れを癒すことができるのです。
出産のお祝いとして患者さんとその夫をディナーに招待し、フルコース料理を提供します。料理はオーククリニックフォーミズ病院の栄養士・調理師が献立し、すべて手作りでの提供です。
また食器にもこだわり、全て輸入ブランドのウェッジウッドやロイヤルコペンハーゲンなどを使用。目で見ても料理を楽しめるよう工夫しているのです。
生まれた赤ちゃんの誕生日を祝うため、ケーキのプレゼントをしています。作りたてのホールケーキのキャンドルに火を灯し、看護師などのスタッフが患者さんと一緒にお祝いするのです。
出産時の赤ちゃんの産声を録音し、CDを作成して患者さんにプレゼントしています。
患者さんが入院中に、赤ちゃんの足型を記録。足型色紙を患者さんへプレゼントします。
退院時に、赤ちゃんのミルク専用ミネラルウォーターをプレゼント。赤ちゃんに適したミネラルバランスになっています。
オーククリニックフォーミズ病院で初めて出産した患者さんに渡すのが、病院のロゴ入りオリジナルバスタオルです。柔らかい肌触りで有名な今治産のバスタオルで、赤ちゃんのおくるみやタオルケットとして使うことができます。
住所 | 千葉県松戸市竹ヶ花50-3 |
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最寄り駅 (所要時間) |
JR常磐線松戸駅 (徒歩7分) |
公式サイト | オーククリニックフォーミズ病院 |
病床数 | 約47床 |
患者さんの人生を物語にする!医療法人社団ふけ会富家千葉病院
医療法人社団ふけ会富家千葉病院は、ナラティブホスピタルとしてさまざまな活動をしています。
ナラティブとは「物語」という意味です。
富家千葉病院では患者さんを治療・看護するうえで、患者さんの病歴だけでなく人生の物語を知ることが大切だと考えました。富家千葉病院のナラティブホスピタルの活動について、詳しく見ていきましょう。
患者さんの物語を目に見える形にする!ナラティブホスピタル
富家千葉病院は「患者さんの人生を紡ぎ、寄り添う想いを形に」をコンセプトとして、さまざまな取り組みを行っています。主な取り組みは次のとおりです。
- ナラティブノート
- ナラティブアルバム
- ナラティブギャラリー
それぞれ詳しく見ていきましょう。
富家千葉病院の職員は、患者さんのナラティブノートを作成します。患者さんが入院する前の話を患者さん本人やその家族から聞いて「物語のプロローグ」としてノートに書き込むのです。
ナラティブノートは患者さんの枕元に設置。患者さんや担当看護師だけでなく、患者さんの家族や施設スタッフ、美容師さん、清掃スタッフなど誰でも書き込むことができます。
患者さんが動いたり喋ったりすることができない場合も、患者さんと関わる人たちによって物語が進んでいくのです。
富家千葉病院では、患者さんの入院前・入院中の写真を使ってナラティブアルバムを作ります。入院前からの物語を、写真で綴っていくのです。
病院には月に数回程度プロカメラマンがやって来て、入院中の患者さんの写真を撮っていきます。お見舞に来た家族と笑い合う写真やリハビリテーション受けている最中の写真など、日常の1シーンを写真に収めるのです。
撮影された写真は患者さんのナラティブアルバムに貼られて、新たな物語を作ります。
ナラティブアルバムを作るために撮影された写真の一部は、富家千葉病院内の階段壁面に展示。「物語の階段」と呼ばれる病院の階段は、患者さんの思い出の写真で囲まれています。
病院の職員や患者さん、その家族などが階段を通る度にその写真を眺めることができ、患者さんの人生の一端を感じることができるのです。
住所 | 千葉県千葉市稲毛区長沼原町277-1 |
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最寄り停留所 | バス停「長沼原公園」 |
公式サイト | 医療法人社団ふけ会富家千葉病院 |
病床数 | 157床 |
患者さんへの愛を込めて活動する千葉県の病院に注目
オーククリニックフォーミズ病院では、まるでホテルのようなサービスを患者さんに提供。患者さんへの愛だけでなく、生まれてくる赤ちゃんやその家族への愛も大切にした取り組みを行っているのです。
医療法人社団ふけ会富家千葉病院は、患者さんの人生を物語として大切に扱っています。患者さんへの愛を詰め込んだ物語は、きっと患者さんやその家族にとって、忘れられない思い出となるのでしょう。
患者さんへの愛は、具体的な活動以外でもたくさん感じることができます。
千葉県のほかの病院では、患者さんのためにどんな取り組みをしているのでしょうか。その取り組みの中にある、患者さんへの愛を探してみるのも良いですね。